[釣り]紀州釣りの荷物とか実釣考察

釣り

思考がまとまってきた。

竿について

530cmの一般的な磯竿を使ってたんだけど、高確率で竿先を折った。なので、フカセ竿の使い回しはお勧めしない。極端に言ってバスロッド使ったほうがマシってレベル、流石に無茶だけど。

ロッドはラフィーネ、ラインはPEG5+を使ってた。ナイロンよりも柔らかいから絡みやすいのか。ともかく、常にラインを張ってるつもりでもめっちゃ絡む。ダンゴを投げる時が一番やばい気がする。団子を投げた後も、ラインメンディングしようとしたら絡んでたりする。ラインがたわむ状況が必ず発生し、同時に竿先がブリンブリン揺れまくってる時でもある気がする。それで上手いこと竿先に絡んで折れる。本当、竿先だから全然気が付かない。めっちゃ危ない。

予備で持っていったボーダレスBB420M-Tだと全然絡まなかったんでその辺りが適正なのかもしれない。フカセと違って全く竿を振らないんで、魚を掛けたときもこの程度の長さなら問題ないので安定を取ったほうがいい。

インターラインとかインナーガイドとか、中通しの竿がある。それだと絡みにくいらしい。調べてみたら初心者にもオススメとか書いてある。いいじゃんって思うけど、ほぼダンゴ専用になるというか、用途が限られたりメンテナンスがめんどくさいみたいな面もあるんで購入はためらう。中古で良さげなのを見つけたら買ってみようかな、程度。

リールについて

レバーブレーキを使ってるんだけど、やっぱり便利。なくても困らないけどあったら便利ですねって程度なんで、人に勧めるまでは今の所いかない。

レバーブレーキ操作の前にドラグ設定をちゃんとやろうねって思う。任意で糸を出せるよりも一定の引きでライン放出ができるようにすることが大事。あまりにもガチガチだと仕掛けが切れる。

で、ウキダンゴにおいては竿立てに竿を置いてダンゴを作る際、糸が張ってると握ってる最中に釣り針が抜けちゃうとか、糸がたわみすぎると岩とかに引っかかっちゃうとかがあるんで地味に糸の長さを調整することが多い。ベールを返してもいいけどレバー操作で済むなら楽だねって感じ。

道糸について

フカセ用途で組んだものを流用してる。現状、下巻きした上にPEG5+を巻いて、中ハリスの代わりにショックリーダーを噛ませて、ハリス、釣り針。正直これは使いづらいというかウキダンゴに向いてない。ウキは中ハリス間にしかつけられないのでタナが合わないととても面倒なことになる。いつもの釣り場、ポイントでタナがわかってるつもりでも、流れがきつくてウキ下を長く取りたい状況があったりする。中ハリスのシステムはウキ下の設定に上限があるんでイレギュラーに対応できないという話。

前項で触れたように、PEは細くて柔らかくて素敵なんだけどその柔らかさのおかげで絡みやすい感じがすごい。紀州釣りを視野に入れるならナイロンを使うのがいいと思います。

ウキについて

フカセの場合は潮に乗せながらタナも取ったり、繊細なアタリを取るために余浮力を殺したりするためとかでガン玉を打つけど、ウキダンゴはダンゴの重さで底まで落とすのでガン玉は基本使わない。それでも棒ウキに浮力設定が色々あるのはなんでやってなるけど、棒ウキでフカセをやるのもあるけど、ウキダンゴにおいては仕掛けを立てるとか、浮力でダンゴを割るとか、そういった使い方になる。

フカセに慣れるとアタリが取りづらいんじゃないのって思うんだけど、まずはダンゴが着底したか、ダンゴが割れたかを把握できることが大事になる。それに大物釣りたい前提であればアタリはしっかり出るものとして考えちゃっていい感じ。はじめのうちは。

使ってるのは黒魂チヌダンゴ。長くない棒ウキ。

長いウキに抵抗がある、持ち運びもめんどくさいってことでこれにしたんだけど今のところ困ってない。基本的に棒ウキはめっちゃ長い上に細いんで、専用のケースを用意しなきゃいけない。棒ウキにハマって色々使いたいってなったら長いのを使ってもいいと思うけど、そういう準備をいきなり強いるのはハマらなかったときにとても嫌なので、このくらいのサイズのやつがいいと思います。

ダンゴについて

店で売ってる程度だけど色々使ってみて思うのは、やっぱり色々触ってから一つに絞ってやっていくのがいいねって感じ。ざっくり言って粘りが出やすいやつと出にくいやつがあるけど、それぞれぜんぜん違う。粘りがあるやつは麦とかが入っていてもまとまるし保ちもいい。とても使いやすい。粘らないやつは麦とか大粒があるとそこから簡単に割れるんで、投げた時とか着水時とか沈下時に崩壊するとかザラ。集魚効果はオキアミとかアミエビとかサナギとかいろんなエキスがあったりするんで、でかい粒でアピールしたいとか方針を決めてやっていくのがいい感じ。

つまるところ、慣れと経験と知識を得るまでは結構な冒険になる。

簡単に割れるダンゴは流れが穏やかなところならいいけど、磯とかに耐えられない感じがある。だから個人的にはしっかり硬いのを作れるようにしたい。麦とかの粒は二の次。

地域柄とか宗派で変わると思います。

竿立てについて

竿立ては必須。

そこらへんに立てかけるとか置いちゃうとか論外で、しっかり安定した状態で置けるようにしたほうがいい。「ダンゴを作る、手を洗う、ダンゴを投げる」を毎度やるわけで、不安定な状況はかなり危険。

座りっぱなしならクーラーボックスとかバッカンに竿立てをつけたらいいし、磯場とか立ちっぱなしのところはピトンを使うのがいい。

アタリがない時とかダンゴが割れにくい時はひたすら待つことになるんで、待ってる間にフカセみたいに何かすることもないんで、投入後に竿立てに置いて眺めてるとかできるから結構楽。

やってる時について

ダンゴが割れてからが醍醐味なので、ダンゴが割れるまでは何もすることがない。

暇すぎて気が抜けると色々と危険なので、最低でもウキがどの位置にあるかを常に把握しておく。ウキ下が短い場合はダンゴが割れるまでウキも沈んでるので、見失うとめんどくさい。

やってる最中に気にするのはウキ下の長さと投下位置か。根があるとちょっと位置がずれただけでウキ下の設定が変わる。潮でも変わったりする。ここならいつも大体このくらい、から始めて調整するのがいいですね。沈んでるウキの様子とかを見て1ヒロとか矢引きでざっくりなところから調整して、いい長さを探す。投入時のダンゴとウキの位置関係でも仕掛けの張り具合は変わったりするんで、ダンゴのサイズ、たらしの長さ、どんなふうに投げたらどんな感じで飛んでって着水して沈んでいく、みたいなのもチェックするのが良いですね。

フカセよりも慣れるまでは長いと思う。

釣果について

時期とか自分の仕掛けの問題でもあるけど、でかいのしか釣れない。チヌ針の時点で地味にでかいので、江ノ島だと釣れるサイズは限られてくる。いいっちゃいいんだけど、掛かるまで本当に何も起きないので緊張感が続かないというか。だから掛けたら必ず取ってやるってのはフカセ以上にストレスがかかる。良いストレスにするために、糸フケとかドラグとかちゃんと設定して、やらかしがないように整えておきましょう。

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