地味に大切
はじめに
こういうのを持ってる。
実際はこれ。古くて販売も終わってるくさいので詳細なページがない。
何がいいたいかというとフロートの接続。
フロートはスカリ本体に結束バンドでくっつけてある。
引っ張ってみると頑丈で問題なさそうに見えるんだけど、結局はプラなので使ってると経年劣化で弱る。磯場で使ってると潮の上げ下げで岩に当たってダメージも入る。存外脆くて、余った釣り糸でもって追加で縛ってあっても切れるときは簡単に切れる。
今使ってるフロートは、2つ付いてるのだけど両方とも買い替えたやつ。元のやつは片方は気がつけばなくなっていて、もう片方は気がついたときには届かないところまで流されてた。
堤防ならダメージが入りにくいのでロストする可能性はだいぶ下がるけどずっと使えるもんじゃないので、補強やメンテはしておいた方がいい。
フロートをロストしても紐を繋いでおけばなんとかなるといえばなるのだけど、後々を考えたらちょっとガチらないとやばいよこれ、対処法やらは知っておくべきだよという話。
フロートは単品購入が可能
フロートがなくなってもスカリを買い替える必要はない。代わりを用意してくっつけたらいい。
浮いてなんぼなんで、サイズはL以上を選べばとりあえず大丈夫。スカリのサイズによって数を増やす感じ。
身近なもので対応する場合
やはり結束バンドと釣り糸。1つだけだと弱いので両方でやる。
結束バンドは百均とかで買える。できるなら2つ通しておく。単純に強度的に見れば1つでいいけど、予備がれば安心ねという考え。
釣り糸を使う場合は細いと話にならないので3号以上はほしい。糸は半分に折って捻って、投げ釣りの仕掛けみたいに強度を上げて、フロートの穴が許す限り巻く。編み込みまくって引っ張ってもちぎれないくらいにする。
バンドも糸も大丈夫そうな感じであっても寿命は一気にくるので、一定スパンで付け替えるくらいの気概が必要。それぞれ単価としては安いのだけど、替えまくってるとどこかで高くなるので考えものではある。
紐のが強い
フロートを買おうとした際、通販だと送料がついてくることばっかりだったんで実店舗に行った。フロート単体が無くなってて、代わりにこういうのがあった。
結束バンドや釣り糸よりも圧倒的に強いので、メンテとかを考えてもこういうのがいい。単品よりもちょっと高くなるけど、千切れた身からすれば十分元は取れる。
物によってはこれを採用したスカリも売られてるので、しかも高価格帯がそんな感じなんで、やっぱり信頼感があるんでしょう。
スカリの隙間に紐を通してナスカン同士を繋いでもいいし、スカリに繋いでもいいし、みたいな。骨に一周させてから繋ぐと安心感が増す。
利用シーンは考えておけ
そもそもスカリを磯で使うなよというね。
岩肌に当たりまくるからネットにもよくない。引っかかると回収に苦労することもある。すぐに〆るならそもそも必要なかったりもする。荷物になるだけで、片付けるのもめんどいし、微妙な気持ちになることもある。買ったときは頻繁に使ってたけど、普段の釣りに持っていかなくなった。
とはいえあると便利。
オキアミを解凍する際、一番早いのは海に突っ込むこと。
時間はちゃんと測ってないけど、あからさまに差が出る。早いし品質もいい。
日光に当てても大して溶けないし、潮溜まりやバケツに入れても水が冷えちゃってそんなに溶けない。付け餌として使いたい場合、これらの方法で解凍するとシャバシャバのグズグズになって微妙な感じになるし、身にダメージが入ったりして宜しくない。なので、スカリに入れて海に放り込む。それで解凍するといい感じになってくれる。多分ドリップが流れて塩で締まってみたいなことなんでしょう。オキアミの汁が欲しい場合は残念だけどね。
釣餌店で解凍予約ができるならいいのだけど、行く先によってはできない場合が普通にある。ぶっつけで最寄りの店に寄って買っていくとか、予め買って持っていくとか。だから遠征するときは必ず持っていく。
あと、ボートで爆釣したときにもあると便利。
ボート内が魚だらけで忙しすぎてちょっとしんどい思いをしたことがある。生け簀のないボートは多いし、あってもそんなに大きくないということもある。爆釣中は〆てるヒマがないのでスカリにキープするのがいい。
そんな感じで。
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