[釣り]江ノ島釣行ルーティンメモ

釣り

一般的なフローチャート。

~前日

釣法、テーマを決めて荷造りする。ロッドケースの中身は変わらないけど、タックルバッグの中身はフカセとダンゴで変わる。現地での準備の手間を削減するために、予めできることは済ませておく。自分の場合は道糸にウキ止め糸を巻く。荷造りが済んだら玄関にまとめて置いておく。というか他に置き場がないので普段からそうする。釣行用の財布にある程度崩した現金を入れておく。

髪が伸びてたら切る。長すぎると帽子がスッポ抜けやすくなる。日焼けが平気な人はいいけど肌が弱ければすぐに焼けちゃってボロボロになって日常生活に支障が出まくる。なので切る。

天候は早い段階から随時チェックする。明らかにヤバそうなら諦めるし、よく分かんなかったら前日に決断する。

江ノ島は魚影が濃い方で、体感的にエサ釣りであれば、釣果的な意味では気にしなくていいけど、月齢と満干の時間帯をチェックしておく。濡れたくないなら満潮を避ける必要がある。ピークから2時間位は待たないと濡れずに歩くのは厳しい。ということは、濡れて平気な格好なら空いててラッキーってことになる。

前日

天気、風、波をチェック、ついでにライブカメラで実際の様子をチェック。ギリギリまで粘るなら当日出発前に決断できるっちゃできるけど、一晩で激変(好転)することはほぼないのでこのときに結論を出す。台風後だと1~2日は見ておかないと、河口付近のオカッパリは濁ってたりゴミがすごかったりで詰む。

翌朝用にエナジードリンクを1本買っておく。スマホの充電を忘れない。始発に間に合うように目覚ましを確実に設定しておく。

誘いも何もかもを断って、仕事もさっさと終わらせて、早く寝る。寝付けないことも多かったけどそのうち慣れる。夕飯は食べるけどあんまり食べない。というのは現地でうんこがしたくなったらだるいから。早めに食べてしまえば出発前の脱糞も可能なので、体調と相談。

当日

起床~出発

起きて、うんこが出る感じなら出しておく。

血糖値を上げてしまえば後はテンションでどうとでもできるので、エナドリを飲む。寝起きに一気は腹を下しがちなので舐めるようにちびちび摂取する。冷凍庫から保冷剤を出して保冷バッグに入れて、タックルバッグに入れる。忘れ物があると悲惨なので、最終チェックをする。

山手線の始発に乗ると品川で東海道線を始発から乗れるんでめっちゃ楽。だから始発に間に合うように家を出る。1本ズレるだけで地味にめんどくさい。

電車移動

荷物がデカくて人に迷惑なんで、乗り換え時の移動を減らすためにホームの階段近くの車両に乗る。品川駅は始発から混んでる。藤沢はそんなでもない。

釣具屋に連絡してオキアミの解凍を依頼。電車移動中はしばらく暇なのでボーッとする。ワクワクしていてもいい。寝てもいいけど乗り過ごさないように注意する。いつも怯えてる。

藤沢の乗り換えでは先頭寄りの車両に乗る。

片瀬江ノ島駅~江ノ島

駅を出たら目の前のコンビニで食料を買う。江ノ島に入ったら飲食店しかないので詰んでしまう。食べ物はどうでもいいけど水分は絶対に確保する。水でいいから絶対に買う。ついでにエナドリも買う。水分は夏だと2リットル、夏以外でも1.5リットル以上を目安にする。水分が足りないとかなりの地獄を見る。予めドラッグストアとかで買っておけば安く済むけど荷物が重いと辛いので金で片付ける。

買ったものはバッグに仕舞う。この時点での荷物はバッグとロッドケースの2つ。手持ちの荷物を増やさないように心掛ける。

弁天橋を渡る際、大堤防と裏磯が見えるので人の入りをチェック。堤防はともかく裏磯に人がめっちゃいた場合、表磯も結構いる感じがある。冬場だと日の出を見ながら渡ることになったりして、なんか気分がいい。

江ノ島上陸

連絡しておいたオキアミと配合エサを購入。当然ながらネットとかで買っていけば安く済んだりするんだけど重くてしんどい、現地にお金を落としたい、そんな方針。買い物ついでに最近どんな感じか聞いたりする。

釣具屋で買い物を済ませたら磯に向かう。

ポイントまで移動

自分のホームは表磯の長磯。で、最近は他のポイントにも興味があるんで、長磯は一番奥なんで、道すがら空いてる所があれば入ろうかなって感じにやっていく。状況的に目当てのところに入れないから一旦違うところでやって、様子を見て移動するとか。プランを立てる。

スパイク+防水ソックスになるまでは水没してたら潮が引くのを待ったりしてたけど、今はもう濡れることは問題にならないのでガンガン進んでいく。とはいえ足を取られたら終わりなんで注意しながら行く。足場が不安定な上に大荷物なので慌てると危ない。それでも早く移動したいならスパイクは必須。海藻で滑る恐怖を克服できるとあからさまに早くなる。

ポイント到着

江ノ島は足場が低いので荷物は波を被らない、水没しないところに置く。常連ほど荷物を退避させてる感じがある。慣れてない人は水位が上がってきたときに慌てる。

まず目当てのポイントにチャランボを立てに行く。道具の準備は地味に時間がかかるし、ルアーマンは気がついたら湧いてたりするんで場所取りしなきゃいけない。始発に乗って来てるのも場所取りのためが1番の理由。とはいえ始発に乗っても現地民には勝てないので、確実ではない。

準備

まずタモ網を用意する。次にコマセを作る。日焼け止めを塗って、グローブをして、偏光グラスを掛ける。最後に仕掛けを作る。仕掛けを先に作ると気が急いてしまって仕方がない、あと邪魔なので絶対に最後にする。

水分補給とか小休止を挟んでからポイントに行く。

やる

江ノ島の朝は微妙な時間帯なのでのんびりやる。長磯で釣る場合厄介なのが、釣りのポイントは東側に集中してるんで朝日がぶち当たるとウキが全然見えないし、海中も見づらい。足元を狙っても基本的にイマイチなので、単純に釣りづらい。コマセを大量に打ってもそもそも魚がそんなにいない。下手に打っても餌取りを寄せる程度なので、じっくりやっていく。魚影が薄いのは考え方によってはメリットで、底を狙いやすい。それとか、普段の鉄板場所じゃなくてぜんぜん違うところにぶっこんでみてポイント開拓をしてみたりする。表磯はワンドが多くて流れはほぼパターンなんで、その時得たものは別の機会に活用できたりする。あとはコマセの遠投を練習したりだとか。

通年で見ると10時くらいから釣れ始める。来て早々にコマセを打ってると残りが少なくなっちゃうんで、この時間帯に合わせる感じでセーブしておくのがいい感じ。正午に止んで、午後からまた釣れるかなって感じになる。満干とか抜きに昼から波が荒くなりがちなんで、相応の準備がなければ昼に切り上げちゃってもいいかもしれない。まあ影響の度合いは場所によるけど。体感的に時間帯以外では下げ潮、潮変わりのタイミングに何かある。エサ取りがいなくなったら大物が来る前触れとかいったりする。色んな要素と自分のコンディションを見合わせてどうするか決める。

単純に釣りがしたい人は魚だったら何でもいいので何がどうなっても基本的に楽しめるんだけど、慣れてきたりポリシーがあると明確なターゲットを設定することになる。釣れないで終わればそれはそれでそんな日だったでいいんだけど、ボラが来て台無しにすることがある。その際必要なのはボラを突破する、もしくはボラを掛けるって感じにやりたいことができないイレギュラーへの対応。自分の都合だけじゃ話が進まないのでやきもきするんだけど、苛つくくらいならテーマを変えてみたらどうかという柔軟性があるといいかなって。まあボラに関してはフカセだとマジで台無しにしてくるんで、案を出しても殆どやられてしまう。しかも翌週来てもまだいたりする。反骨精神が必要になる。

釣ったら

目当てが釣れたらやることは2通り。

活かす

あとでまとめて締めようとか、ある程度釣ってから選ぼうとか思ったら活かすことになる。バケツに入れておくと簡単に弱って死ぬのでスカリかストリンガーがあるといい。まあ江ノ島だったらスカリがあってると思う。釣った端からバンバン入れていけば釣りの回転率がかなり上がる。

1つ注意点なのは、まとめて締めるとかなりしんどい。大体帰り際にやったりして、だから道具の片付けのこともあるんで長時間屈んであれこれやるわけで、そうするとすごく疲れる。釣りの途中の息抜きがてらにちょいちょい締めるのがいいと思う。

都度締める

まとめてやってるとめんどくさい人は釣った端から締める。1匹ずつ締めるからそんなに疲れない。だけど、毎度そんなことをしてるとピークタイムに仕掛けを入れる回数が減るってことなんで、相応のデメリットはある。

片付ける

現地でできるところまで洗って片付ける。目安としては、こびりついたコマセとかをきちんと洗い流して水気を切っておく。電車に乗って帰る、帰ったら真水で洗う前提でもって、できる限りやっておく。
仕掛けとか端糸とか配合エサの袋とか、ゴミは1つにまとめる。

中断するケース

波とか風がやばいことになってきたら諦める。ワンチャン求めるなら安全なところに移動してそっちでやった方がいい。長磯でやばい感じになったら撤収するのが絶対にいい。帰れなくなったら詰む。釜の口、水道口まわりなら磯場からの撤収も直ぐにできるし、最悪の場合は堤防に行けばいい。堤防でそんなに釣れたことないけど。何をどうしてもダメだって感じなら釣り自体を諦める。コマセがたっぷり残って勿体ないと思ったら、ゴミ袋にまとめて持って帰る。2重にして冷蔵庫に入れておけば数週間保った。ちょっと臭い感じになったけど普通に使えた。

フラストレーションは貯まるけど自然には勝てない。

帰る

江ノ島はゴミ捨て場があるので捨てさせてもらう。

江ノ島は水道があるので石鹸を持っていってしっかり洗う。

氷が溶けてるとか、保冷剤がぬるくなってたら氷を買い足す。基本的に一日保つものなんで、溶けてたとしたら扱いが悪かったってことで自分の行動を見直す。100均の保冷バッグを使ってる場合、二重にするとだいぶ変わる。夏場は特に注意。

人がごった返す江ノ島を歩いて、ほぼ満員状態の電車に乗って帰るわけなんで、他人に迷惑がかからないようにできる限り身綺麗にしておく。小田急の藤沢乗り換えは乗り換え用の改札の階段は狭いところと広いところがあるんで、広いところに近い車両に乗る。片瀬江ノ島駅の屋根が途切れたあたりから乗ればだいたいその位置。東海道線はよっぽど運が良くないと座れない。立ちっぱなしになる場合を考慮すると、釣りで体力を使い果たすと結構危ない。立って寝るのは勝手だけど荷物の面倒が見れなくなるのはまずい。

帰ったら

服を全部洗濯機にぶち込む。道具は水洗いもしくはハイターで漬け置き。洗い終わったらそれぞれ干す。自身は入浴。

帰ってすぐに魚を下ろすのは経験的に無理だと判断してるんで、ちょっと休んでからやる。無理しても時間がかかったり、荒くなったりするんで心身ともに微妙になっちゃう。当日食べてもいいんだけど、体力的に料理まで保たないんで大体翌日以降に食べてる。

バッグとかロッドケースが汚れてるようなら丸洗いする。基本的には表面を拭いて終わりにしてるんだけど、天気がめっちゃいいときとかかなり汚れてるとかなら丸洗いして干す。

精神的にやり遂げちゃってるのであんまりいろんなこと、細かいことはできない。無理してやらかしてしまう前に、いい気分を維持して寝る。

翌日

普段の運動不足、睡眠不足、前日は丸一日釣りだった影響で大体爆睡してる。体が慣れてないうちは疲労がものすごい事になってて大したことができない。そんな状態で1日を過ごすことになる。

干した道具を片付けてバッグに仕舞う。ロッドとかリールとかをメンテしたり、使った小物を補充したりする。防錆でもゴミとか汚れが付いてたら錆びるんで、プライヤーとかナイフとかもメンテする。ラインカッターは刃が潰れてたりするので砥石で研ぐ。

はじめのうちはいろんな糸とか針を買って試してを繰り返してたんだけど、釣り方が固まってきたり道具が揃ってきたりすると購入するものが無くなってくる。それまではアホみたいに物が増えるんで、まとめたり整理するためにケースを用意するのがいいです。ダイソーの300円の、多分CD用のボックスがいい感じだった。

まとめ

別段特筆すべきこともなく、ただ釣り好きが釣りを生活の一部にしてるだけの話。それでも何も知らなかった頃は段取りが悪かったり甘く見て痛い目にあったり色々あった。知識をつけていくこと、色々学んでいくことは楽しいので苦じゃないんだけど、安心安全に努めてやっていくには地味にリスクがあるなって。最近の雨続きとか、近年のなんか知らないけど土日祝日を狙ってるかのような雨とか、釣りに行けない期間が続くと強行突破を考えちゃったりして、やっぱり危ない。

そういう意味で、釣りを知ってる人と一緒に計画を立てるようにする、行くようにする、みたいな感じで外的要因を巻き込んでブレーキを掛けられるセッティングができればいいですね。一人だとやっぱり調子こいちゃう。

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