モヤモヤしてる。
クーラーボックスについて
どうしてもクーラーボックスが必須になる。
というのは鮮度の問題で、ソウダが釣果のラインナップに入ってきたことでかなり切迫してる。足が速い系全てをリリースする前提であれば別。サバ系は足が速いっていうけどマジで早いので、全力で冷やしにいく必要がある。そうするとクーラーボックスじゃないと無理じゃん?って感じになる。22Lを使ってる手前ロックアイス換算で2袋は欲しい。
難点といえば重くてデカいこと。メチャクチャ邪魔くさい。二人用ボートに載せるなら1台にしておかないとちょっとめんどくさいかも。無理して担ぐと身体へのダメージ以前に周囲に迷惑になることがあるのでカートの使用が視野に入ってくる。マジで困る。どうにかしようとすると選択肢はあんまりない。
クーラーボックスのサイズダウン
小さくすれば担げる前提で組めるようになる。だけど小さくなれば、大物が釣れたらはみ出すか切り落とすことになる。切断して水に漬けていいものか、どうなんだろう。
強いクーラーバッグ
保冷性能の高いクーラーバッグを使うなら、確実に荷物は軽くなる。それに必然的に小さくなる。それはいいんだけど、そんな都合のいいものがあるんだろうかという。それにまあ小さくなるなら上記の通り、キャパがアレではみ出すんじゃないのとか。
大きいことはいいことだ
普通に考えて22Lというサイズは釣れまくったら必要だし、大して釣れなかったら無駄にデカい絶妙なサイズだと感じてる。ボートにおいてこれのキャパオーバーのサイズはウツボくらいで、そんなものを狙わない限りは事件だって感じの。釣れないことはないけどそこまでの頻度は望めないというような。ボート釣りは釣り以外にすることが皆無なので、釣りに全ツッパする以外ない。磯釣りなら磯遊びとかもできるんだけど。なので、憂いのない状態を優先する、クーラーボックスをパンパンにすることを最優先にすること、それに応えられるキャパであることが第一なんじゃないのって。
道具関係
- LTコマセ
- ルアー
- 胴付き
- 泳がせ的なもの
ボートでやるとしたら大体こんな感じ。それぞれ大したボリュームじゃないけど全部揃えたら地味にかさ張るし重いっていう厄介さがある。個人的にはLTコマセさえあれば他はオマケって感じだけど、無くていいかというとあったほうが安心感が違う。全部揃えるべきかといえば、ぶっちゃけこんだけのバリエーションに応えられる環境じゃないので、2つ3つあれば上等だろうと思う。総ナメの姿勢でもない限り、何かしら触らずに終わるものは絶対ある。重い荷物を持っていくのはめんどくさいし、やたらめったら積むとボートが狭い。そんな感じで極力決め打ちしたいとも思う。
仕掛けの他は取込用とか解体用のなんちゃらだったり。ということで、出しっぱなしにしておきたいもの、出し入れを頻繁にするものがある。ボートは狭いので素敵な環境を作らなきゃいけない。だとするとやっぱりあんまり沢山持っていくのはイマイチじゃないかと感じる。
お気持ちだけじゃわからない、明確な基準が欲しい、となるのは当然で。シマノのタックルバッグをベースに考えるのがいい感じ。
インナーケースがいい感じのサイズなので、頻繁な出し入れはここで対応できる。インナーケースの下の空間にはリールやら予備やらライフジャケットやらを突っ込んでおくことで、準備と片づけ以外に開ける必要がない、なのでボート上に何でもかんでも広げる必要がなくなる。
これを基準として、もっと荷物を減らせるならリュックとかにしてもいいんじゃない?って感じになる。車移動ならロッドにリールを付けた状態で運んでも問題ないし、ルアーしかやらないならこんなバッグはデカいだけだろとか、入らないものはクーラーボックスに入れたらいいじゃんとか、人それぞれの違いがあるわけで。
極力まとめてスッキリさせること、出し入れに手間取らないこと。更に欲張るならコンパクトにすること。このへんがテーマになるんじゃないかと思う。
プライヤー
プライヤーは必須。LTコマセは飲ませるし、ルアーはトレブルフックが危ないし、素手だと結構キツい。細い針外しでもいいけどガッチリ掴めるプライヤーのほうが安心感がある。
船酔いについて
酔いやすさは個人差があることは否定しないし、酔いにくくてもコンディションによって酔うこともある。要するに誰だって酔う。そんな感じで考えてるので、だから慣れでどうにかできるもんだと思ってる。自転車に乗れるようになる感じで、どうあがいても無理ならマジで無理ですね諦めましょうみたいな。でも一般的には平気になれんじゃないの?って。
多分、揺れに抗おうとするから酔うんだと思う。揺れて当たり前にしてしまえば脳みそにダメージは入りにくい感じがする。水平方向の揺れは日常からあるのでいいとして、上下が加わったらどうしていいかわかんない、みたいになってるんじゃないかなって。まあ座ってる時点で足が使えないんで、体幹でやっていかなきゃいけないんで、ひょっとしたら難しいのかもしれない。体感的に、腰で揺れに対応してれば頭はそれほど揺れないので酔わないよねって感じでいる。実際のところどうなのかは分かんないけど、気持ち的にはそう。
酔ってしまうとリカバリは大変なので、予防とか初期症状で止めるのが大事かなって思う。まずやばいのは手元の凝視。無意識にものを見るだけでも揺れてると結構キツいんで、ピントをずらすとかぼんやり見る感じで止めておくのがいい。そんなんじゃ仕掛けが作れない、糸が通せないとかあるかもしれないけど、端糸を長めに取って超大味で結束するとか、目に頼らんでも結べるくらい慣れておくとか、やれることはある。ついでに思考もぼやかしておけばいいと思う。結構クリアに物事を考えてると揺れの実感がキツいので、気になっちゃうと酔いの原因になったりする。釣りに新鮮味を感じてると熱中しちゃうから難しいところだけど。
酔い止の薬といえばアネロン。他にもあるけど。リカバリではなく予め飲んでおくタイプなので、乗船から効くまでの時間を逆算して飲む。時間ぴったりだと良さそうなもんだけど色々と無理めな場合もあるから、だったら早めに飲んでしまえという派。せっかく飲んだのにまだ効いてないってのが一番きついはずなので、先にキメちゃってるのがいいじゃんみたいな。怖かったら追いましょうねみたいな。うん。
ロッド周りについて
竿は短いほうがいいよね、というのは当初からずっと変わらない。長いと色んな意味で邪魔くさい。長いことにメリットはあるけど魚を掛けてる最中以外にはないので、トータル的にみるとやっぱ短いのがいい。で、ボートに乗る前にリールを付けて糸を通しておきたい。仕掛けは後でいい。スナップを付けるところまで済ませておけばだいぶ楽。仕掛けの結束は直結でもいいんだけど、スナップで管理するのが船酔い防止になるしゴミが増えないのもメリット。
スナップにはいろんな形があるけど、こういうタイプだと開閉が楽でオススメ。
こういうタイプは一見細身で良さそうなんだけど開閉に苦労する。爪が弱かったり濡れてると強度負けして割れて怪我することがある。
竿受けについて
あると便利な竿受けだけど、ボートによっては噛ませられる場所が限られてたりする。というのは、噛ませられる厚みがない場合がある。対策としてかまぼこ板みたいなスペーサー的なものがあればいい感じになれるけどしっかりグリップが効かないとズレてロストするだけ。無理して船体を割ったら嫌だし、頑張らなきゃいけない感じがするなら使わないほうがマシ。
座面について
絶対尻が痛くなるので対策すべき。そうじゃないとやばいことになる。単純に硬いから痛くなるのに加えてうんこ座りに近い体勢なので、割と足を折り曲げてるので血流が悪くなって結構ダメージが入る。大柄な人はキツいかもしれない。なので、クッションはあったほうがいいんだけどクッションですべてが解決するとも限らない。足を伸ばして座るとか、座面を高くするとか、何かしら対策が求められる。ただ座る位置を高くすると重心が高くなるんでボートの安定性がちょっとアレかなと思う。
釣った魚の処理について
一番手っ取り早いのは氷締めなので、釣った端からクーラーボックスに突っ込むのが楽ではある。
だけど締めたいし、血抜きをしたい。しかしめんどくさい。
「釣る→〆る→エラを切ってバケツに入れる→血が抜けたらクーラーボックスに入れる」で完結できたらいいんだけどね。
脳天締めはいいとして、血抜きがめんどくさい。心臓は動いてるのでエラを切って水につけてれば抜けるっちゃ抜けるんだけど、振ったりしないとそんなに抜けない。カワハギとかだと血がすぐ固まるので、血抜きするならするでちゃんとやりましょうって感じですね。
ちょっと戻って脳天締めだけど、ボートの釣果はサイズがいいのでナイフかアイスピック的なものを使うのが無難。ハサミを突き刺してもいいんだけど、刃が短いと引っかかったり届かなかったりでちょっと面倒なことになったりする。やっぱりピックで刺すのがいいと思う。
ついでに神経抜きしてもいいと思う。今までやったことがないので苦労する気がするけど、頭から頑張るくらいならしっぽから通せばいいと思う。まあ、最低限ちゃんと締まってれば良さげな感じがあるんで、更にいい感じにしたければって具合に。
LTコマセの小技
ハリスは2.5ヒロくらいでやってるので、その前提での話。
ボトム周りを狙うのが多いので、基本的にはそこまで落としてちょっと巻いてって感じ。回遊狙いだとタナが変わることもあるので巻く回数を増やすとか、道糸に色が付いてるならいい感じのところで止めるとか。釣果が出ないうちは色々試したり、人と乗ってるならそれぞれ違うタナにしたり、みたいな。
で、意外とトップで食ってくることがある。
LTコマセは針を投入してちょっと流してから天秤を入れると絡まりにくくていい感じなので、針に餌を刺したら海に放り込んで、それからカゴにコマセを詰める。だけど、コマセを詰めてる最中に食ってくることがある。何回かあった。
絡み防止だけでなくラッキーなことが起きることもあるので、付け餌はさっさと投入するのがおすすめ。
魚群探知機について
あると便利。ただまあ、通ってる前提がないと無理がある。魚の有無、タナがわかるだけでも有り難いといえば有り難いけど、やっぱりポイント移動してナンボだろうと思う。居ません、来るまで待ちます、魚が来たら教えてくれます、って感じの完全な待ち状態だと有り難みがかなり薄い。ボートは結局大した水深じゃないのでそこまでタナ調整にシビアにならなくてもいいんじゃないのって。なので、係留するタイプのボートであれば無くても平気。自分の好みで移動していいサービスならあった方が幸せ。そんな感じ。多分釣法にも関わってくると思う。絶対ボトムしか狙わないならやっぱりいらないし。まあ真下じゃなくて周囲を拾う系のモードがあれば別かもしれない。
ただまあ欲張ると高い魚探を買うことになるので、機能を知るのも大事だけど落とし所をどうするかを考えるのも大事。って感じ。
魚探がないと釣りにならないということは絶対にない。
足回り(物理)について
砂浜からスタートなので、どう足掻いても濡れる。足だけに。ふくらはぎまでは濡れることを覚悟しておくべきなので、濡れても良いようにスリッパ的なものとか素足とかでもって、裾を捲るとか半ズボン的なので。全く濡れたくなかったら長靴になるけど、夏場とか蒸れたらめんどくさそうだなって思う。近隣だったり車移動だったらお好きにどうぞなんだけど、電車移動だとスリッパがこわい。色々ぶつかる要素があるので怪我したら嫌だっていうね。なのでクロックス的なのを履くのが良いかと思うんだけど、全面をしっかりカバーしてるタイプは砂が溜まるのでそれもだるい。最適解らしい最適解がない。
天気の判断
手漕ぎボートはシビアなコンディションに無力なので、ギリギリを攻めたところで無駄に終わることがある。予約できたじゃん出船できたじゃんっつっても危なかったら強制撤収になる。自然には勝てない。折込済みなら良いけどがっかりすることには変わりない。
ということで天気予報を見て判断する。風、波、うねり。時間ごとの変化とか、予報から強くなることも考慮する。江ノ島は予報関係なく昼ごろからうねったり荒れやすい感じがあるので三浦半島周りもそんな感じじゃないかなとか、ローカルなアレも判断材料になる。というか、レンタルボート屋さんがSNSで発信してたりするので日々どんな感じかを見ていけばそこからも想定できる。っていうか、直接聞いちゃえばいいじゃんとかね。
オカッパリだと多少のことならポイント移動でリカバリできたりするけど、ボートは無理なら無理で割り切るしかないという、当然なんだけど。
仕掛けについて
上記で触れている通り、持っていく仕掛けで荷物がかなり変わる。欲張っても仕方ないけど足りないとどうしようもなくなる点はとても歯がゆい。カテゴリで選ぶだけでなく、詳細を詰めてもある程度なんとかなるという目線も持ちたい。
LTコマセ
天秤は両端を繋げば輪になるので収納が楽になるけど、天秤のサイズによっても話は変わってくる。体感的に40cmに留めるのが一番良い。50cmを超えると収納に苦労する。釣具屋の天秤コーナーでは表記と違うサイズが置かれてることがある(多分客の戻し間違い)ので、うっかり違うものを買うことがある。あった。なので、厳密に選ぶなら手に取った商品のラベルをちゃんとチェックしましょう。ついでにいうと、ボートにおいて40cmで困ることはない。針金の反発力でフッキングとかを頼りたいなら長いほうが良いのかなとか思ったりもするけど十分だった。
LTコマセで根掛かりするとしたらまずは釣り針。流してるとはいえ2.5ヒロも出してたら、根回りでボトム狙いだと掛かることがある。対策としてまず道糸を強くしておきたい。そうすると、ラインブレイクするとしたら針側になる。道糸が切れて天秤ごとロストするとどうしようもないわけで。次いで天秤、カゴの根掛かり。ボトムまで落として数m巻き取るのがデフォだけど、潮の関係で斜めってたのが真っ直ぐになるとか、ボートが流れて水深が浅くなったとか、たまたま根の凸凹が激しいとか、色々と掛かる要素はある。この点でいうと、長時間の流しっぱなしは控えるのがいい感じ。エサ取りすらいなくて流しっぱなしにしてたら大物が掛かるってケースもあるけど、珍しくないけど、最低でも数回試して掛からない自信がついた状態でやるのが良い。
LTコマセのハリスは長いので、交換することを踏まえるとかなりの消費量になる。数回程度ならいいんだけど、フグのラッシュが来て切られまくるとかなりシャレにならない。で、2.5ヒロだと大体4~5m使うってことなので、予備の糸はたくさん持ってないと詰む。シーガーの150m巻きはコンパクトなのでオススメ。DUELとかから出てる船用はデカいので取り回しは楽だけど収納に難があったり、100m巻きだったりでボートだと微妙。釣り針も沢山欲しい。オーナーだとデカパックとか、普通のパッケージでも予備で1袋カバンに入れておくとか。取られるときはマジで取られる。普通に釣る分には、LTコマセは飲ませ釣りにはなるんだけど糸にダメージがそんなにというかほぼ入らないので、そういう意味ではメンテは必要ないんだけど、ロストするときは爆速。糸と針は大事。
天秤の予備を持っていくかどうかは正直悩みどころで、メインの仕掛けだから持っていきたいんだけど重いしかさ張るしで持っていきたくない。ロストしたことはないけど稀に根掛かりするので怖い。まあ、極端に底を狙わない限りはロストしない。基本的には。一番のリスクは根掛かりだけど、フグは天秤にも寄ってくる。派手だしね。フグにクッションゴムを噛み切られたことがあること、回収時にめっちゃ群がってたことから、テンションが高い状態だとそのうち道糸側も切られるんじゃないのかって恐怖がある。運命力を信じるなら予備は持っていかなくていい。祈りの面が強い。
ルアー
二人乗りの手漕ぎボートは立つもんじゃない。立てるとか言う人いるけど、転覆したときの諸々をカバーできるのか。万が一があるのでそうしたい人は自前でボートを買えばいいと思うよ。という感じで、座りっぱなしなので上半身を使ったキャストになる。だからあんまり飛ばせない。ということで遠投してトップを攻めるのが難しい。だから沈めるのがメインのジグとかメタルマルを使ってる。だから予備とか色違いとかしっかり持っていくとめっちゃ重くなる。ルアーだけやるならまだいいんだけど。かさ張らないけど重いってのが結構ネックになる。それでもって、葉山というか長者ヶ崎はルアーであんまり釣れてない。必然力とか運命力とかガッツがないとですね。
胴突
まあびっくりするくらい釣れない。仕掛けがというよりは場所とか時期が悪い、合ってないように思う。なのでそもそも持っていくモチベーションは低い。カワハギ狙いたいなら持っていくべきだと思うけど、よく考えてみたら胴突に適した魚は葉山界隈にそんなにいないのでは、とか。
胴突をやる場合に気をつけるのはオモリで、磯とか堤防で足元に落とすのとはわけが違う。段違いに深いのでオモリは重くしなきゃいけない。落とすのに時間がかかるのと、潮に煽られて底につかないのと、軽いと面倒がある。1mあたり1号が目安ってことなので20号から。予備も入れると地味に荷物になる。仕掛けもアレだから仕掛け巻きがないと絡まって仕方がないし、釣り自体はシンプルなはずなのに割と手間がかかる。地味なところにネガティブ判定があるので、どうなんでしょうね。とはいえ、親子スイベルがあったらオモリを使って泳がせの仕掛けも組めるので応用できるっちゃできる。単純に胴突のまま投げても悪くはない。アプローチを変えられると思えば幅は広い。
ほんと、全然釣果がないので信頼性がかなり薄い。汎用性の先に釣果がないなら持っていかなくてもいいかなくらいにモチベーションが低い。陸っぱりの胴突なら成功体験への最短ルートなのにね。
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