[釣り]シマノ派が初心者に勧めるスピニングリール

釣り

自身の振り返りとか踏まえつつ。

なんでシマノか

特定のメーカーに執着するのは宗教のそれと似て争いの元になるので、ぶっちゃけよくない。

とはいえ、仕方ないというか。

釣りを始めるにあたって道具を揃えるのに闇雲に手を出すわけにもいかず情報収集はするわけで。今は統合されてたりするけど、リールの規格はメーカーによって違うので、まず基準を自分の中に作らないといけなかった。その時に情報源はシマノ寄りだった。老舗だからノウハウは詰まってるわけで、不満を感じるなら同メーカー内でグレードアップしたものを選べば済んだりして、他所に目をやる必要がなかった。

という、言ってみれば単純な理由。

以降もリニューアル品を追ったりして、他メーカーのチェックはほぼしてないというか。触る機会もなかったしずっとシマノ。シマノじゃなきゃ駄目とは言わないけど、シマノ以外がよくわからないっていうね。宗旨替えすることに抵抗はないけど、現状そうする理由がない。

一発目

セドナでしょう。使ってたし。

セドナ 6000/8000[SEDONA 6000/8000] | スピニング(汎用) | リール | 製品情報 | SHIMANO シマノ
確かな手応えが愉しさを演出。ここから始めるアングラーへ。

おかわりするほどの魅力はないけど、初めましてに丁度いいというか。ガチンコで使うと1年位でガタが来た。リールの扱いはどうするのがいいか、大事に使うにはどうすべきかを学びつつボロボロになるまで使って、何に買い替えるかを考えるのがいいと思います。使ってる最中に飽きたとしてもそこまでの出費じゃない。

そもそも釣具は値上がりしたのでそこまでのお得感は無くなってしまったけど、相対的な落とし所はここらへんじゃないかなと思う。カスタムできるし使い潰すことに抵抗もない。

海だと汎用性を見ればc3000HGがいいかなと思う。大物狙いだと4000XGやらになる。

川はよくわかんない。

予算がある場合の一発目または二代目

22サハラもしくは21ナスキー。セドナからの移行にも丁度いいような。

サハラ[SAHARA] | スピニング(汎用) | リール | 製品情報 | SHIMANO シマノ
求めたのはワンランク上の基本性能。軽さとストレスのない巻きごこちに進化を実感!
ナスキー[NASCI] | スピニング(汎用) | リール | 製品情報 | SHIMANO シマノ
価格帯そのままにデザインを一新!HAGANEギア搭載のハイパフォーマンスモデル。

グレードとしてはサハラよりもナスキーの方がひとつ上。当然、搭載機能に違いはあるけどどちらでも別に困らんですね。22サハラが出る前に21ナスキーを買っちゃったんでちょっと悔しい。

どちらもハンドルがねじ込み式になった。これは個人的に一番でかい。ねじ込み式じゃないハンドルはジャーキングやらでガシガシ使うとハンドルが緩みがちで、経年劣化かもだけどそれにしてもひどかった。

あと、替えスプールの取り扱いがある。号数の使い分けとかPEとナイロンを使い分けたい場合とかに楽。用途により都度巻きかえるのは無理があるし、糸のためにリールを増やすのもアレだし、といった感じ。糸の変更は釣法を替えなきゃあんまりやらないので重要でないけど、色々やりだすと欲しくなる。ナイロンで大概のことができるけど、例えば遠投したい、同強度で沢山巻きたい場合にPEが選択肢になってくる。

で、じゃあアルテグラはどうなのって話もある。

アルテグラ | スピニング(汎用) | リール | 製品情報 | SHIMANO シマノ
最新機能で大幅進化。

いいリールですよ。だけど、比べてどっちがいいかでやっていくとキリがない。ワンピースベールは素晴らしいのだろうけどワンピースじゃなくて困ったことはないので別段そこはネックにならない。買って損はしないけど財布と相談みたいな、アルテグラを買うくらいならもうちょい我慢して頑張って上のやつを選んでもいいような気もする。ハイエンドの中のローエンドみたいな、上の下というか中の上というか、そういう感じがある。リール全体で見ると安い側だけど、難しい感じですね。アルテグラを選ぶ人は機能とか使い心地とかある程度分かってきてるのだろうから、もう、好みじゃないですかね。

ちょっと足せばグレードアップできる訳で、ひたすらそればっかりになるんで、予算なりなんなりで落とし所を決めないとステラまで行っちゃって話が変わってしまうんですよ。

レバーブレーキ

単純にレバーブレーキは高い。で、勧めるならその中でも高めなハイパーフォースになる。

BB-X ハイパーフォース[BB-X HYPERFORCE] | スピニング(レバーブレーキ) | リール | 製品情報 | SHIMANO シマノ
実践型個性派集団。

何でかと言えばSUTブレーキが付いてるからで、付いてないやつは糸を出すときにハンドルが逆回転する。慣れちゃえばいいといえばいいんだけど、自分の思うレバーブレーキの良さの中にSUTブレーキが含まれてる。なので、高いやつを勧めることになる。

そもそもフカセでもなきゃレバーブレーキはそんなに使わないというか、そもそもキャスト時に結構邪魔なんで、釣法に合ってなかったら買ったことを後悔する可能性がある。普通のリールでやっといて、あればいいのになを経てから買うべきで、とりあえずで買っとけってもんじゃない。

で、SUTブレーキが付いてるリールはハンドル向きを変更できない。スピニングは本来右手で持って左手で巻く仕様なのだけど、人によっては左手で持って右手で巻きたい人もいる。どっちにするかはベイトリールよろしく購入時に決めないといけない。一応交換修理はある。自分じゃできないっぽい。

自分は竿の持ち換えが嫌いで、コマセは右手じゃないと上手く打てないんで右巻きを使ってる。右利きだから矯正にしばらくかかったけど、ほぼその日限りの話で、実際のところはそんなに時間を掛けずに慣れたといえる。剣道部だったからかしら。

まあ、大物がかからないと活躍場面はそんなにない、手返しのときに巻きすぎたフォローに便利ですねってくらいで、出番はそんなにないからね。セール品を見つけたとかでもなきゃ飛びつかなくても困らないですね。

尚、替えのスプールはめっちゃ高い。ワンタッチで取り外せるギミックがあるのでめっちゃ便利だけど、多分ここで地味にコストが発生してるんじゃないですかね。でもあると便利。例えば、PEフカセやってるときにダンゴをやりたくなったらナイロンにしなきゃですね。強風のときもPEはしんどいしね。

そんな感じで。

単純に高いと何がいいのか

スピニングにはベイトみたいにカウンターが付いたり電動もない。だけど、高いやつがある。何でかと、ざっくり言えば2つある。

まず使い心地が良くなる。繊細なアタリが分かるようになるだとか、感度が上がる。リールだけで変わるもんでもないけど、例えば手返しのときにオキアミの有無が分かったりする。どうせ手元に持ってくるからぶっちゃけどうでもいいけど、情報が先に入ってくると組み立てが早くなりますね。

あと、剛性が上がる。ツインパワーが好かれるのはそのへんらしい。使い込んでぶっ壊れたら困ると。壊れたら都度買い替えるよりも破損リスクを恐れずに長く使えたほうがいいじゃんみたいな。分かる。だけどビッグファイトしないならまあ、オーバースペックかなとかね。

一応、ハイエンドに手を出すなら、一度困ってから、不足を感じてからがいいと思う。金持ちならいいんだろうけどね。一般人、初心者はトップオブトップを使わなくても丁度いいグレードがあるはずで、ドはまりしないうちはその中から選ぶのがいいと思う。いやマジで。下手くそがステラをボロボロにしながら使うのは違うと思うんですよ。段階はあると思うんですよ。どうなんでしょうね。

スプールの互換性

リールによってはシリーズを超えてスプールを使い回せるものがある。何でもかんでも換装できるわけじゃない、互換性というものがある。公式が表を公開してるのでそれを参考にする。

スプール互換表 | リール関連情報 | 製品関連情報 | サポート情報 | サポート情報 | SHIMANO シマノ
シマノ釣具の公式サイト【リール関連情報】です。リールの仕様一覧や各種互換表についてご確認いただけます。バッテリーのリサイクルや、リールのパーツ交換・修理に関する情報も。

初心者が気にするところじゃないけどね。初心者じゃなくてもそこまで必須な知識じゃないけどね。手持ちで余ってるやつが使えたらラッキーくらいに。

番手の話

最初の1つはc3000のHGまたはXG。初心者は巻きすぎる傾向にあるからノーマルギアのが安心だけど、結局は慣れだから沢山巻けたほうが手返しが楽になる。エサ、ルアーを含めて、いわゆる一般的な、レジャーな釣りはこれでカバーできる。4000で胴付きやら何やらは重すぎて疲れるしオーバースペック。c3000ならラインキャパ的にも安心なんで、多少太くても大丈夫だし細いのを使いたいなら下巻きすればいい。

カゴとか投げとかショアジギングとかバカでかい、重いのをやりたいならc5000XG。4000選ぶならこっちのがいい。ボートでビシをやるのもこれくらいのほうがいいと思う。仕掛けがそもそも重いところに魚が掛かると負荷がやばい。

川だと2000以下になってくるんでしょう。淡水やらないからわからない。

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