初心者向け。中級者以上はお断りの内容。
中級者以上はお呼びでない理由
糸の結束には色々と種類があって、それぞれのメリット云々は当然ながら、結束強度とかの話が出てくる。
結束強度が出てくると完全に沼で、結束方法以前にちゃんと結べてますかってことも考えに入れないといけない。強い結び方なのに切れた場合、糸が悪い、結び方が悪い、色々と要素が積み上がる。
「○○が使ってるから」とかだと宗教に発展する。派閥ができて争い始める。
そういうゴタゴタは仕方ないといえば仕方ないけど、端的に言って嫌いなので、界隈でやっていってくださいというやつ。
糸とサルカンの結束
ユニノット
早いし難しくない。端糸を長く取れば難度は更に下がる。
本線を根元で切って結束部を引っ張ると抜けるんで、ハリス交換や片付け後の再利用を考えても楽。
糸と釣り針の結束
外掛け結び
締め込む際に端糸と本線の向きに注意が必要だし、締め込みが甘いとずれたりするので厄介。だけど10~20回くらいやれば慣れる。
針の付替えで済むところを仕掛けをまるごと交換するのは手間が多いしゴミもめっちゃ出る。コスト削減にもなるので覚えとけばいいですね。
他の結び方も練習したんだけど形が安定しなかったり面倒が勝ったりして馴染まなかった。結び方には用途を踏まえたものもあるので、状況に応じて使い分けられるバリエーションを持てたらいいですね。だけど最初のひとつ、汎用性を考えたらとりあえずは外掛け。
糸と糸の結束
八の字結び
二重だったり三重だったり。
道糸とハリスを直結にしたい場合に良い。輪っかを大きくすれば針ごと通せるので、あとから直結にを変えたい場合にも対応しやすい。何より早いし楽。強度はイマイチらしいけど普通にやる分には問題になってない。
エイトノットはエダスを作ったりチチワを作ったりもできるので、覚えておくと便利。例えばカブラがあるからハリスにエダスを足してみようかとか、オモリがあるから胴突を作ろうかとか、そういうのができる。
PEと糸の結束
キングノット
早いし楽だし今のところ失敗したことがない。慣れるのも早い。船上とかの不安定な場所でもさっさと終わらせられるのが便利過ぎた。
ガイド抜けに関してはどう頑張ってもコブはできてしまうので受け入れる必要がある。
FGノットが一般的なところだろうけど、後から覚えるのがいいんじゃないでしょうかね。ひたすら編み込むのはラインシステムをやってる感はめっちゃ出るので達成感がほしいならこっち。でもなんていうか、結び方は違っても仕組みとしては同様なんじゃないかなって思ったりする。
個人的選別テーマ
強度が必要十分であること、難しくないこと、早いこと。
ただでさえ結ぶ対象によって結び方は変わるんだもの、最低限覚えなきゃいけないものは複数あるということで、あれもこれも手を出したら面倒くさいし大変だしもし間違ってたらだるい。自分の場合は鉄板どころに手を出したらそれで十分だった。パフォーマンスは足りてるし、何も文句はない。
自分に合ったのを見つけられるといいですね。
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