天気が良くても海が終わってる時がある。
ダメなもんはダメ
空模様だけの話であれば運良くいい感じになる日はある。だけど海が荒れたらそうそうすぐには収まらない。荒れてたら、予報で落ち着いてる感じでも、一日様子見したほうが安牌だったりする。
裏磯のライブカメラを見て、ヤバげだったらワンチャン求めるよりも諦めるのがいい。
満潮のせいじゃないだろって感じで波を被ってたり、白波が立ちまくってたり、人がいなかったら間違いなくアウト。夕方ヤバかったら翌朝にも響く。響きまくってる。
個人的に、午前中はやばいけど午後には収まるかなって気持ちも捨てた方がいい。昼を過ぎると程度はあれ、大体荒くなる。予報では落ち着いててもそれを上回る感じになる。そんな感じ。
安全地帯は一応あるのでちょっと荒いくらいならなんとかなるけど、普通に荒れてるときは安地なんかない。磯には入れない。
リカバリ案
北向きの場所ならなんとかって感じ。だから表磯、裏磯以外ってことになる。ちょっとでも穏やかなところをと求めると堤防になる。灯台のある高いほうじゃなくて、降りた北向きの方。
ただまあ残念なのは、魚がいない。フグしかいない。
なので食べられる魚を求めるのではなく、釣りの練習にシフトした方がいい。荒れてる手前フグもしっかり泳ぐので普段よりもアタリが出やすい。どうせお目当ては釣れないので仕掛けの調整とかをしっかりして、細やかな反応が拾えるセッティングとか投入方法とかを探すゲームにした方がいい。荒れててもコマセが効けば爆釣するようになる。周りがドン引きするくらいには釣れる。サビキ系でアジ的なものが釣れるけどフカセでは釣れない。針のサイズを落とせばいいのかといえば多分アプローチが違う。フグを釣るゲーム。潮でゴミが寄ってくると仕掛けとか道糸が飲まれて厄介なことになったりする。様子を伺えばどの辺りに入れるのが良さそうかとか見えてくる。まあこれに慣れても普段にないケースなのであんまり活きないと思うけど。ハナから諦めてるところがあるからコマセの遠投練習とかもできる。いくらでも投げられる。風に乗ったらめっちゃ飛んで楽しい。
場所が埋まっていたら諦めるしかない。せっかく釣りに来たのにとは思うけど、島の北側は、裏磯は遠いし危ないしで、ひょっとしたら旧漁港ならいけるかもしれないけど無駄に波を被りそうだなと思う。
コマセを持って帰るというのも選択肢ではある。たっぷり作ったのを破棄するのはもったいない。冷蔵庫に入れられるならなんとかなる。ゴミ袋を二重にすれば匂いは漏れない。とはいえ専用の冷蔵庫がなきゃ勧められないけど。数週間入れておいてもカビたり腐ったりはしなかった。多少臭くなってたけどむしろ食いが良かった感じ。気のせいかもだけど。
安全地帯での釣り
荒れてるけど退避しなきゃいけないほどじゃない、って感じだとちょっと違ったアプローチが掛けられたりする。表磯だと荒れてたら長磯は基本的にNGなので、他のところでやろうねって話になる。通常は魚があまり入ってこない奥まったところがポイントになってたりするんで、普段と違う釣りの機会になる。それに波がバンバン被ってそうだけど意外に平気な場所とか。波が高かったり満潮時分で入る場所を探すことになったときの下見にもなる。知ってる人は知ってるけど知らない人は知らないポイントがある。意外と。
鉄板もあればケースバイケースもある。そういう意味で下手に勧められないというか責任が持てないので今回はオープンにしない。隠してるようで気分悪いけど。まあ、濡れてないところを探せば基本的に何とかなる。
情報収集
荒れてても釣りに来てる人はワンチャン狙って来てて、来たんだから竿出すかなみたいな気持ちになってたりする。地元民っぽいおっちゃんはだいたいその日は諦めてて、でも釣りは好きだからとりあえずやっとこうみたいな感じの人が多い印象。なので、いっぺん話すと結構話が続く。子供の頃から来てたとか、あの頃はこんだけ釣れたけど今はこんな感じだわみたいな違いとか、最近の話とか、ポイントのこととかを結構聞ける。次に繋げられる。無駄足にならない。みたいな考え方もある。
とりあえず以前は海藻がいっぱい生えてたらしい。その頃に比べて魚は減ったよねみたいな。何があって変わったんでしょうね。
うまくできてると思う
荒れた海は危ないわけで、行かない方がいい。
無理して竿を出しても魚がいない。
楽しい釣りにはならないので、暫く行けていないのにとかせっかく休みなのにとかの気持ちがあったとしても、荒れてる時に行ったところで何にもならないよって感じになるのが江ノ島。
大丈夫と思ったけどダメでした的なケースに留めたい。
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