計測とかの話
MWWPFormはできる子
フォームに関するやりたいことは大体できるしカスタマイズもそんなに難しくなかった。
一般的な問い合わせフォームの範疇は網羅できるので、何を使えばいいか迷ってるならこれにしておけば間違いない。はずなんだけど、2022年1月現在、1年位プラグインが更新されてないっぽいんで今後を考えるとちょっと怖い。
Contact Form 7と計測はあんまり相性が良くない
Contactform7はめっちゃシンプルなので手間がない。すべて同一ページ上で処理する構造上、サンクスページが存在しない。更には入力確認画面もないので構築時はもとより問い合わせる工程もかなり少ない。
サンクスページがないってことは、計測タグをサンクスページにつけてくれってやつがダメってことになる。一応いじれば遷移するようにできるんだけどね。
いくつか手段はあるのでがんばりましょう。
そのままでもできないことはない
入力内容確認もないので、項目を入力して送信を押したら送信される。submitクリック後に離脱しない構成なのでsubmitのクリックをゴールにして計測すればいいんじゃないの、ってこともある。
計測内容により話が変わってくる
単純に問い合わせの達成率を見るのであればとにかく問い合わせフォームの体をなしてればそれで済むんだけど、例えば「お問い合わせ種類」みたいな選択肢を設けて、広告流入でどの案件について問い合わせてるのか?を調査したいってなると構成を変えないといけない。
端的に言えば、どこから流入して問い合わせてるかは計測できるけど、その問い合わせの内訳は判別できない。「全体的にはAについての問い合わせが多いけど、広告経由はBについての問い合わせが多かった」みたいなことになっても分からない。
なので、問い合わせを厳密に計測したいのであればフォーム上に選択肢を設けるんじゃなくて、選択肢ごとにフォームを用意した方がいいって状況もある。フォームごとに異なるサンクスページ(ゴール)を作れば、到達数を比べて判断することができる。
見た目は普通に選択項目があるだけだけど動作としては問い合わせフォームじゃなくてフォームを切り替えるギミックですよ、みたいなのを作ればいいんでユーザーの手間に関わる面倒はあんまりない感じ。条件はあるけど。
問い合わせフォーム選び
二大巨頭の「ContactForm7」「MW WP Form」だけの話だけど。
ContactForm7
長所と短所がはっきりしてる。とにかくは、1ページ上に複数設置することができる。これが地味に強い。多分シンプルに使うことを主として考えて作ってるんでしょうね。拡張プラグインでできることを増やせる。入力確認、送信完了のページがないのでそれらにタグを付ける必要があるタイプの計測はできない。
MW WP Form
何も困ることはない普通の問い合わせフォームが作れる。入力確認、送信完了それぞれのページを作成することができるので自由度は高い。ネックになるのが1ページ上に複数設置できないこと。あんまり必要になるケースはないんだけど、あったときに詰む。
まとめ
何で作ったからどうだ、ってんじゃなくて、これをするために変えなきゃねって選択肢とか柔軟性がないと限界はすぐ近くにある感じ。工数がかかるかどうかは個々で変わるからぶっちゃけ運なので、包括的に言えることはそれくらい。
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