[釣り]ボート釣りのタックル周り

釣り

課題とかメモとか

前提

葉山のボートしかやってないのでその範囲で。

タックルバッグ

あった方がいい。無いと釣りにならない訳じゃないけど、無いと困る。それくらいのパフォーマンスが出る。というのがこれ。

まずリュックとかにまとめると底にあるものを出す際に全部展開しなきゃいけなかったりで面倒なのが解消する。付属のインナーケースが広いし、地味にちょっと深いし、使い勝手が恐ろしく良い。釣りの最中に色々出しっぱなしだとスノコにハマったりどっか行ったりでとんでもなくめんどくさい。それを解消してくれる。この2点がマジで助かる。

まだまだボートに慣れてないんで無茶すると危ないし、注視すると酔うこともあるんで雑に使えてちゃんとまとまるのはかなり助かる。

ロッドの話

使う仕掛けが

  1. LTコマセ
  2. ルアー
  3. 胴突

なもんで、しかも座りっぱなしってことだから、

  • 短い(2mくらい)
  • 強い
  • ちゃんと持てる(バットが長い)

を抑えておきたい。

そうすると普通に船竿は上がってくるし、投げたいならガイド径がデカいルアー用ショートロッドとかいいよねってなる。

リールはどうかっていうと、パワー的なものとコンパクトさからベイト(両軸)リールが良さげなかんじ。スピニングでも問題ないんだけど、あの形状は狭い船内でちょっと邪魔かなって思ったりする。で、ルアー投げたいならキャストできるやつがいいよねみたいな。キャスト用じゃなくても投げれるけども。

現状、スコーピオン(+エクステンションバット)で足りてる。

シマノ(SHIMANO) スコーピオン 1652R-5 392039
ナチュラム フィッシング専門店

メリットは荷物が小さくなる、脇に抱えて持てる、投げられる、強度は1652R-5で足りてる。船竿選びもこれ基準で良いんじゃないのって感じ。ただ、もしかするとちょっと強めかもしれない。胴突で餌取りにやられた時、全然わからなかった。LTコマセ、ルアーからすれば問題ない。

リールは19スコーピオンを使ってる。不満はないけど現行のスコーピオンMDとかのほうが性能はいい。

個人的な基準はギア比。巻取り量が多くないとマジでめんどくさい。糸は張った状態で垂らすだけだから実用的にはPEでもナイロンでもよくて、メモリが付いてるPEだとタナ取りが楽で良いですねって感じ。ルアーマンじゃないとPEの遠投はバックラッシュが超怖いんで、ルアーを投げたい人はナイロンの方がいいと思う。あと、PEにクッションリーダーを付けると大なり小なりコブができて糸抜けが気持ち悪いんで、気持ちよく扱いたいならナイロンかと。

予備でもう1本となると、同じのよりも強いのがあるといいかなって。

HHまでいくととんでもなく強いので、仕掛けが耐えられるならゴリ巻きで引っ張ってこれる。とにかく強すぎるんでカタルシスが得られにくい。安心感はあるけどスタメンにはしない方がいいかもしれない。しかし海は広いんで、何が掛かるかわからないんで、大物釣りたいんで、ロマン用があるといいように思っちゃう。

スピニングタックルについて

単純に慣れてないのが悪いんだけど、ベイトリールでルアーを投げるのはバックラッシュ対策がかなりめんどくさい。スピニングのほうが楽。普段から使ってるもんで安心できるんだけど、ボートにおいては難点がある。スピニングは色々出っ張ってるから色々を引っ掛けやすいというのと、竿受けの位置がベイトと異なるってことと。竿尻側で引っ掛けることになるからテコが強くて怖い。取り回しの対策がきちんと出来てるなら止める理由はない。まあでもとりあえず思うのは、ベイトに比べたら軽いものを扱うのに向いてるので使い分けは必須。同等に強いのもあるけど。置き竿しないでアレコレするのがちょうどいいんじゃないかと思う。

胴突を考えた場合

上記のロッドは全部胴突に向かない。というか、繊細なアタリが取れない。ちゃんと食ってくれた時しかよく分からないんで、もっと弱いのがいいのかしらと思ったりもする。掛からないものを無視するのはいいんだけど深くまで落としたものがどうなってんのか手掛かりがないのはモヤモヤする、深くぶち込んでるんだから分かりにくくて当然だろって気持ちもある。先鋭化させるならそれこそ先調子とか、専用竿とかになってくるんでしょう。でも汎用性ありきで考えたいから、やっぱり諦めたほうがいいのかなって思ったり。カワハギ釣りたいけど釣り船じゃなくてボートだし、運要素強めだからそっちに比重を持たせても腐らせるんじゃないのかなとか。ロマンには高まってもこういうのは微妙な気持ちがある。

LTコマセで思うこと

タナまで仕掛けを落とす、シャクる、待つ、当たったら巻き取る。言ってみればそれだけの話なので、糸の長さはそんなに必要ない。底を取れて多少引っ張られても平気なら十分なので、だから水深+20mもあれば上等かなって思ったりする。だとすれば100mも巻かなくていいわけで、下巻きで調整すれば糸に掛けるコストも下げられるような。実際問題仕掛けの付け替え等で糸は減ってくのでギリギリを攻めても良いことないようにも思うけど。ちょっとそこらへんが課題と言うか、偏ってでも個人的な、明確な解を出したい。他の要因を含めたら、胴突は同じ長さがあれば足りる。ルアーだと不安。やっぱしっかり沢山巻いちゃったほうが安心か。

当たるときは当たるけど魚がいなきゃマジで暇で、その間ずっと竿を持っておくのはめんどくさい。だから竿受けに掛けておいて、万が一を考えてエンドロープを付けておく。そうすれば他のことをしても良くなる。そしたら2本出しすればいいかといえば単純な話でもなかった。潮によって仕掛けの向きが変わるのは分かるけど、ボートもしっかり動く。ということは、掛からない位置で別の仕掛けを垂らしてもオマツリする可能性がある。掛からない、大丈夫って思ってもハリスが長いんでひょんなことから根掛かりしてることもある。つまり、LTコマセの放置は地味にリスクがある。

仕掛けのこと

LTコマセ

上で散々語ってるけど別の視点で。

やることは単純だけど、アプローチは色々変えることができる。タナだったり、コマセの放出量だったり、仕掛けの同調だったり、ハリスの長さだったり太さだったり。

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とりあえずやってみることから始めて、どんな感じに攻め方を変えられるか手札を増やして、試行回数を重ねていくのがいいと思う。「今日はだめだ」「ここのボートは釣れない」とか見切りをつける前にやること、できることがある。

胴付き

オカッパリとはオモリが重くなるのと糸を長く出すのとで手応えがぜんぜん違う。どうなってるのか分かんない。餌は取られても釣れたことがない。群れが入っていい感じになれば印象も変わるんだろうけど、胴付きで釣れてる人を見たことがないのでどうにも期待値が低い。LTコマセと同時だと巻き込む恐れが出てくるんで、仕掛けは持っていってもいいけど活躍の場はそんなにないんじゃないのって思う。

ルアー

ボーっとし続ける、待ち続けるのも暇だからルアーは持っていってもいいと思う。

座りっぱなしだから大したキャストはできない。アンカリングされてるから場所移動もできない。ジグを投げて底を攻めるくらいしか基本的にすることがない。時期が良ければカマスがメタルバイブとかで釣れるらしい。

とりあえずメタルマルを使ってるけど、サイズが気になる。重くないと沈みにくいのは当然で、28gでまあなんとかなるかなって感じ。サイズダウンしたら食うのかなとかいう気持ちがあるんだけど、軽くなったら沈まないじゃんね、みたいな。オキアミで寄せるのが基本だから、でかいルアーにガンガン食ってくるイメージが湧かない。

トップを狙ってみたいけどナブラが立つのを見たことがない。せいぜい良い型が見えても中層くらい。とりあえずは根回りでやっとけば根魚が釣れることは分かった。

ぶっ込み、泳がせ

ダブルアップというか、あまり手間のない選択肢として。
凝ったものにしなければオモリ、ハリス、釣り鉤があれば組める。三叉サルカンがあると便利。

餌に適した魚種とかなんとかいっても、結局のところ食えるものを食わないと生きていけないわけで、スズメダイだろうがベラだろうが餌になるらしい。ワンチャンあるので外道が釣れてもリリースせずに使い道がある。真鯛とか根魚とか。

リスクになるのはウツボで、タックルが強くないと怖い。荷物をコンパクトにするためにパックロッドを構えたんだけど、これをやるなら普通に船竿もないとやばい。というか何よりもリリースのことを考えないとマジでヤバイ。怪我のリスクは結構なもんらしい。

時期が合わないと微妙かもなんで、通年で見たらロマン寄りかも知れない。それに餌用のやつも釣らなきゃいけない。どうしたもんかね。

持っていくべきアイテム

プライヤー

掛かった針はフカセと違って手で外すことはまず無理。しっかりしたプライヤーでさっさと外すのが良い。結束の締め込みにも良い。シマノから出た最近のプライヤーはPEも切れて素敵なんだけど、針の端糸を切るには大味すぎるんで他にラインカッターを持っていった方がいい。

ナイフ、水産用はさみ

魚を絞めたり血抜きする用。そんじょそこらのやつだと一発で錆びる。ケアをしっかりする前にサビに強いやつを用意するのが絶対にいい。締めるとはいうけど青物だったらサバ折りしたほうが楽。イナダ的なものでも頑張ればいける。

タオル

めっちゃ手が濡れるし汚れる。水分を拭くというよりも汚れをぬぐい取る感じになる。簡単にビチャビチャになるんで、水で濯いで絞れる程度に薄いやつが便利。

グローブを付けておけば多少は気が楽になる。

水、アネロン

コンディションを崩すのが一番ダメ。酔い止めと水分は確保する。アネロンは起き抜けに飲んでおいて、ヤバそうだったら追う。前日ちゃんと寝たりご飯に気をつけておくのが、体調管理が大事。

揺れは慣れで対処できる部分が結構ある。

クーラーボックス・氷

魚を冷やすために海水を入れるってのがあるわけだけど、それで溶けちゃったら話しにならない。そうでなくても氷なり保冷剤はたっぷり入れておく。しっかり冷やせるようにする。22Lだったらロックアイス2袋以上、割と大げさでなく。ソウダとかはダメになるのがめちゃくちゃ早いんでガッツリ冷やす。クーラーボックスに水を張っておいて、その中で血抜きする選択肢もあるらしい。下船するまで水を入れ替えられないから悩みどころだけど。

ついでだから飲み物とかも入れておくわけだけど、魚が入ったら血まみれでくさいボトルに生まれ変わる。出しっぱなしでヌルくなるのを受け入れるか、負けない心が必要。

理想は細かい氷を入れてシャーベット的な感じにすることだけど、そんなのを手に入れられるところじゃないので諦めてる。

竿受け・尻手ロープ

これも再三書いてるけど。

尻手ロープは必須。竿に付ける。リールシートの上部につけるのが無難。繋がないでついうっかり落としたら回収できないし、魚に持っていかれることもある。反対側はバッグなりクーラーボックスなり自分なりボートなりに繋ぐ。邪魔くさいけど必須。

竿受けはあったほうがいいけど、ちゃんと固定できないとすっぽ抜ける。板をかませるとかクランプがしっかりしてるやつを用意するとかで対策する。そうじゃないと無駄な出費になる。竿を直置きすると邪魔だし、仕掛けが絡まったら嫌だし、引っ掛けて破損しちゃう恐れもある。チャランボ的な使い方が一つ、アタリがなくて持ちっぱなしが嫌になったとき用が一つ。半端にするくらいなら持っていかないほうがマシだけど、ちゃんと付けられるなら頼もしい。

ゴミ用の袋

レジ袋でもいいからでかめのやつ。オキアミの袋とかゴミの回収はしてないようなので、自分たちでまとめて持って帰る。切った糸とかダメになった仕掛けとかまとめて入れちゃう。二重にすれば濡らさずにバッグに入れられるし、割り切るならクーラーボックスに入れちゃえばいい。

帽子・偏光グラス

フードよりも帽子。直射日光と海面の反射で目が潰れる。日焼け止めがないと変な焼け方をするおそれがある。

魚群探知機

ないよりはあったほうが良いけど、好き勝手に移動していい場合に限る。アンカリングしてその場から動くなよってルールだと、足元ばっかり調べたところで何なんですかねって感じの無力さがある。群れが入ってきた時のアナウンスになるから良いといえば良いけど、周囲で釣れたのを確認してからでも遅くない気がして。どうなんでしょう。

スリッパ、長靴

ボートの乗り降り時は確実に脛まで浸かるので、諦めて濡れるか濡れないように対策。スリッパだと夏はまだいいんだけど、冬は冷たくてしんどい。クロックスを履いてるんだけど固くて地味に痛いので自分には合ってない。それに砂が挟まったら気持ち悪い感じになる。長靴の場合はしっかり長いやつにしないと水が入って無意味になる。

クッション

個人的に必須。座りっぱなしで姿勢を大して変えられないからエコノミー症候群まっしぐら。何よりも尻が痛い。ジョイントマットを使ってみたけど薄くて長時間は無理だったんで、二重にするか、釣り用のクッションを買った方がいい。

シマノの防水クッション(SS)はギリギリ耐えられるサイズで、あとタックルバッグに入った。クーラーボックス(22L)にも丁度らしい。いいですね。

ハリス、釣り鉤

LTコマセはチヌ3号とフロロ2.5号で使えてるんだけど、一応バリエーションはあった方がいいと思う。使ってみたら通用したってだけで適正がどんくらいなのかはよく分かってない。交換用の予備だったり別の仕掛けを組みたいときだったり、沢山でなくていいから、糸も針も数種類あると便利。

で、ハリスを買うならシーガーの150が程々のサイズでいっぱい巻いてくれてるから便利。よく見る船用のでかいやつは、多分糸グセ対策ででかいんだと思う。サイズの割に大した長さじゃないし、買って後悔する程度に邪魔くさかった。

針のサイズ、糸の太さで釣果が変わることは割とある。餌が食べやすい大きさ、掛かりやすいサイズになってたり、潮に煽られる様子が変わったりで違いが出てるんでしょう。

釣行のこと

車じゃなかったら電車とバスで行くことになるし、ボートも大きくないからあまり大荷物にできない。道具をあれこれボート上に広げるのも色々と不便だしよろしくない。

ということで、荷物は最低限にまとめる。増えすぎない程度でバリエーションを持たせるとか、汎用性のあるもので賄うとか、釣法を決めてしまうとか。それでいてバッグもあまり小さくしない。ランガン用のショルダーバッグとか、頑張ればまとめられるけど荷物の出し入れがダルい。揺れる船上でめんどくさいことはしたくない。極力シンプルに済ませられるように頑張る。

そうすると、まず荷物の最小単位はバッグ、クーラーボックス、ロッドケースになる。

バッグは上の方で書いたタックルバッグ。超優秀。

ロッドケースは袋とかバンドにしてしまえば船上で邪魔にならないけど、持ち運びに不安が出る。

クーラーボックスは22Lしか持ってない。正直でかい。改札を抜けられるギリギリのサイズ。だけど、良型が釣れたらこれじゃないと入らない。

で、キャリーカートにまとめる。担いだり持ったりで行くと人の邪魔になるのでよくない。色々ぶつけがちで自分にもよくない。マグナカートだと詰みやすいし車輪がでかいので音も控えめになって便利。

車だったら色々楽なんだけどね、レンタカーは頭数を揃えないと高く付く。

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