勉強がてらのメモ。
商品登録すると素敵になれる
サイトマップを登録したら検索結果に表示されるように、商品登録すると「ショッピング」タブに商品が出るようになる。あと、広告も出せるようになる。そんな感じ。
楽天とかメルカリとかは「ショッピング」に自動で登録するようになってるっぽいので、出店側が何もしなくてもいいっちゃいい感じ。自分たちの管轄外なのでさわれないけど。とりあえず、露出を上げたいなら自社ブランドとか自社ECを持ってるなら自分たちで登録しましょうね、ということになる。
Google Merchant Centerの登録
まずはアカウントを作る必要がある。
商品だけでなく店とかサービスの登録が必要なので、代行するとなると確認事項が多くて手間なので、リテラシーがあるなら内部でやるのがいい。活用にあたってビジネスプロフィールの連携とかもあるし、外野が手を出すには面倒事が多い。
商品登録
登録に関してはECサイトとかと同じで、単品と一括とで登録方法を選べる。少なければ単品でいいけど多かったら絶対に一括が良い。単品だと管理画面のフォームからやれるけど一括はちょっとめんどい。
スプレッドシートで一括登録
商品>フィードから一括登録ができる。
商品データは.txtやら何やらが使えるけど、スプレッドシートを使うのが管理的な意味で楽だと思う。ということでスプレッドシート前提の話。
フィードの「+」からやっていく。書いてる通りにスプレッドシートを作る。作られたスプレッドシートは紐づくGoogleアカウントのGoogleドライブの1階層に設置される。通常のスプレッドシートと同じ扱いなので、公開範囲とか設置場所を変更できる。
フィードの詳細ページの右上には「今すぐ取得」と「Googleスプレッドシートに移動」がある。
スプレッドシートに記入後、「今すぐ取得」をクリックして反映させる流れになる。エラーが出ても修正して「今すぐ取得」を押せば再度処理してくれるので、やたらめったらフィードを作る必要はない。
で、スプレッドシート。
初期状態で項目が入ってるのでそのまま使うか、足りないものを追加していくことになる。項目の内訳はここを参照。
追加したい項目は「属性」の日本語部分を項目行に入れてやっていく。初期状態だと商品画像の指定がないので「商品画像リンク」は足した方がいいですね。そんな感じで調べながらやっていく。
JANコードのない商品の登録
商品にGTIN(JAN)がない場合がある。MPNは自社内のIDなので、ユニークにすることだけ注意すればいいんだけど、JANに関しては無いものは無いわけで。必須項目になるだとかどうのこうのがあっちこっちで書かれてたりするけど、無理は無理です。
JANのない商品の登録方法はGoogleが公式に案内してたりする。
「ID の有無」を足して、「GTIN」「MPN」を空欄にする。
これで問題なく処理されたけど有効化されるかは謎。
うまくいくまでトライアンドエラー
うまくいかないうちはステータスが無効になってたり問題項目に何か書いてあったりするので、虱潰しにやっていくしかない。残念ながら商品登録に関するなんやかんやはネット上にこれを読めばOK的なものが転がってないので、ケースバイケースでやっていくしかない。非常に難儀する。
ワンポイント
読めばそのままだけど、「価格」は間違いやすいと思う。税込みで、「金額【半角スペース】JPY」で書く。数値だけだとエラーになる。¥1,980(税込)だとこうやって書く。
1980 JPY
在庫状況とかの値はアルファベットのそれ。
項目は日本語でいいんだけどね、在庫ありだと「in_stock」になる。
個別に「サポートされている値」を確認して入力。
一括登録のメリット(手入力のデメリット)
登録した商品は随時削除できる。で、削除したら完全に消え失せるので再利用ができない。マーチャントセンターはそういう仕組み。で、直接入力で登録したものを削除したら再登録の際に全部入力しなきゃいけないんだけど、一括登録しておけば商品リストは生きてるので再読み込みを掛けることで再登録が済む。
つまり、うっかり消しちゃったとか、要らねえつっただろうが!とかが起きたときにすぐ対処できる。バックアップがあるって素敵。でも手間が省けてるだけで商品登録することには変わりないので、相応の時間がかかる。操作ミスは極力なくしたいし、商品を取り下げるよりは在庫周りの設定で調整するのが良いかなって思う。
思ったこと
分からんで手を出すとメチャクチャ時間のかかる作業なんで、覚えたなら代行業として金が取れそうな気がする。
保守作業
商品登録が済んだらおしまいじゃなくて、商品情報を最新に保つため、ってことでその後も継続して手を入れていく必要がある。仕様として、有効期限は30日。期限を過ぎたら非表示になる。
対策というか、継続するためには再度商品を登録する必要がある。フィードを使用しているなら再度リストを読み込ませたらいい。スプレッドシートで登録してるなら変更箇所に手を入れて取得させたらいいので、ブラウザ上で作業が完結できて楽。
スプレッドシートはいじらずに「取得する」をクリックしたら数分で有効期限が更新された。反映は早いみたいなので、ギリギリになってもなんとかなると思う。あまり後手にすると作業を失念してしまうリスクがあるけど。

「設定」タブ内に「取得スケジュール」というのがあって、ここを仕込めば自動で都度再取得してくれる。仕込んでおけば、商品情報の修正時にスプレッドシートを編集するだけで、後はマーチャントセンターが勝手にやってくれる。便利。
ローカル商品登録について
管理画面での商品登録には項目がないっぽいけど、フィードで登録すると「無料ローカル リスティング」の設定ができる。

デフォルトのスプレッドシートにはローカル用の項目がないので、シートにある最低限を埋めて登録すると「不承認または無効」ってエラー扱いで追加される。当然の話なんだけど、あまり気持ちのいいものじゃない。エラー内訳は以下の2つ。
- 在庫が未確認です
- 商品データがありません
ローカルとは実店舗での情報。オンラインショップだけでなく店舗販売をしてるなら、やっておいて損はないんじゃないかと思う。
損はないけどワールドワイドなところにローカル情報を載せて効果はどうなのよっていう、チェーンなら良さそうだけど中小だとね、露出が増えて嬉しいねくらいの感じかも。以下のページから詳細を確認。
「店舗コード」がないよね、って事がわかる。
店舗情報の担保はビジネスプロフィールのオーナーであることみたいで、ビジネスプロフィールの店舗コードを登録することになる。マーチャントセンターとビジネスプロフィールをリンクさせておく必要があるし、店舗コードが確認できる状態にする必要もある。
マーチャントセンター上だと店舗コードを確認できない。
店舗コードを確認するためにはビジネスプロフィールを覗く必要がある。
マーチャントセンターとビジネスプロフィールはそれぞれ別個にアクセス権の設定があるので、それぞれのオーナー権を持ってないとちょっとめんどくさい。自分のアカウントを追加してもらうか、オーナーに確認しないといけない。
ローカルとグローバルを切り分ける
オンラインショップと実店舗で在庫が個別管理だったら都合が悪い、ということもある。
まーちょっと難儀なのが、フィード登録の対象をチェックボックス式で選べるってところ。

一括で登録できるのはいいことだけど面倒だったりして。
実店舗またはオンラインショップ限定のセールを謳いたい場合、そもそも販売価格を変えたい場合、一元管理で登録たらダメじゃんね、という。チェックボックスを振り分けて同一商品を2種類のフィードで管理しなきゃいけないことになる。くっそめんどい。商品価格を一律にしてキャンペーンも一律または非登録でやっていけば一括登録で済むので、そういう条件でやれるならいいですねって感じ。
登録がうまくいかないとき
案内のとおりに組んだのに上手くいってない事がある。
単純にマーチャントセンターの処理が追いついてない場合があるので、明らかに不足があるとかでもない限りは時間が解決することが多い。
待ってみてもダメだったらアプローチを変えてみる。スプレッドシートの項目名は日本語でもいけるんだけど、
注:「*」が付いている属性はカスタム属性です
みたいに別枠として処理されることがあったりする。であれば、英語表記に変えてみたりする。
例:店舗コード→store_code
日本語・英語で混ざっても処理できるのでピンポイントでいじってみる。まあ初めから英語で書いちゃえばいいんだけどね。
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