GoogleWorkspaceでOffice365からの「データの移行」をやる

難儀してる。

やりたいこと

Office365からGoogleWorkspaceにメール環境を移行したい。

すでに運用してるわけで、受信済みのメールがある。
それを新環境でも見られるようにしたい。

つまり、受信メールをGoogleWorkspaceに送りたい。

まずはこれを読む。
なんでかっていえば「偽装設定」のエラーが出たからで、偽装権限の設定を含めて説明されてる。

Office365もGoogleWorkspaceもスクショの状態からデザインが変わっちゃってるけど、ページと機能は存在してるので問題はない。

「アクセス管理」は無くなっていて、「役割」→「管理者の役割」から進めていく。

この作業ができるのは管理者アカウントなので、ログインアカウントに注意すること。

「ApplicationImpersonation」を設定する際、メンバーの追加も忘れないように。
一括で全部登録できたら楽なんだけどね。

データの移行はこんな感じで。

「承認」を押すとOffice365に飛んで、このときも管理者アカウントで承認しないといけない。

移す先のメールアドレスは、GoogleWorkspaceを作成したタイミングで作っておく。
データ移行をする受け皿になるので必須という話。

普通に考えたら既存アドレスと同じものを作ればいいんだけど、勝手に個人アカウントを作成されている場合がある。であれば、組織アカウントに切り替えるということになる。

ドメインの所有権はこちらにあるのだけどアカウントを乗っ取ることはできない。
だから、リクエストを送って承認してもらわないといけない。

承認してくれないと作業が進まない。
つらい。

移行は今回、サービスが違うだけで同じメールアドレスなので、両方とも同じメールアドレスを入力する。

GoogleWorkspaceの方はベタ打ちじゃなくて、登録済みのアカウントを検索して選択する系のやつになる。
だから、移行を開始する前にあらかじめメールアドレスを作成しておく。

偽装設定を済ませてEWSでデータ移行をしたのに、偽装に関わるエラーが出た（11022）。
一晩（半日程度）置いてもう一度試したら通った。
なので、即時反映じゃないかもしれない。
何に時間がかかってるかといえば、多分Office365側の設定反映。

「11002」が出たときは、放置してたら勝手に解消されてた。

「11028」も出た。いっぱいあるからね、仕方ないね。

1ヶ月以内、数件程度のメールでも結構待った。
載せ替え自体はすぐできるんだけどね、ここで一番時間を食うしスルーできない、一番重い部分。

運用が長いほど受信メール量は多いんで、移行完了まで結構な時間がかかる。

なので、待ち時間に溜まった分も取得する（移行中に受信した分も移ってるくさいけど、念の為）。
完了したタイミングでMXレコードを更新。
このとき、深夜帯とか休日とか、メール受信の頻度が低い辺りでやっとくといいかなと。

二重配信設定ができたらいいんだけどね、なんかうまくいかない。
待ち時間が長いのでここらへんもチェックしとく。

この作業において管理アカウントの認証ができる立場、環境にない場合が一番だるい。

ログインのたびに認証コードを入れてもらうやり取りはアホほどだるいんで、一時的に認証を解除しちゃうのがいいですね。無理だよこんなの。