珍しくゲームレビュー
これ。
発売からすぐ、Steamのウィンターセールでだいぶ安かったので買った。
友人宅でちょっと触った程度で、ちゃんとプレイするのはこれが初めて。
画質がいい、処理が軽い
PCがいい加減古いので画質は中くらいに設定した。それでも結構良かった。
1回、布団のテクスチャが読まれなくて妙なことになったけどそれ以外は余裕だった。
処理落ちも無くていい感じ。オープンフィールド系はエルデンリングでえらい目にあった(バージョンアップで軽減)んだけど、そんなこともなく。体感的にMGS5っぽい、軽いけどキレイでしっかり動く。
稀に敵キャラが壁に埋まることがあるんだけど多分それはプログラムの問題かなって。当たり判定は生きてたから壁越しにぶん殴って倒せて、進行に支障はなかった。あと、壁に向かってめっちゃ歩くのが1回あった。
操作が大変
プレイ開始からしばらく、操作に慣れるために街を徘徊してた。理屈で覚えるよりも感覚でやっていく方がいいのかも?みたいな。人によるだろうけど。落下死はないので気軽に色々試せる。2日くらい徘徊した頃に慣れてきた。とりあえず飛び回って、事件に首突っ込んで、で操作を覚える。
アクロバットなゲームに慣れてない人はよく分かんないうちに攻略しちゃってカタルシスに欠ける感じがあると思う。ジャスコより忙しい。だから、徘徊は結構有効かなと。ガジェットとかの素材集めにもなるし。
何より厄介だったのは豊富な操作のバリエーション。既にクリアしたけど、攻撃方法の全部は覚えてない。全く触ってない機能もある。ある程度色々やって、必要なものと使い勝手のいいものを覚えてそれだけで突破した。ということで、ライトに遊ぶこともできるししっかりやり込むのもいいし、みたいな。
トロフィーの半分くらいはやりこみ要素っぽいので、ハマればトロコンを目指せばいいかなって感じ。
ストーリーは短い
メインばっかりやったら速攻で1周できる。ダラダラやっててもあっという間に終わった。寄り道やらサイドミッションやらをやっていかないと呆気ない。とはいえサイドミッションもそんなに数がないし、事件もパターン化しちゃってて新鮮味はすぐに薄れちゃう。
お試しでこれを遊んで、合ってるようだったらSpider-Manもやってみる、みたいな軽いフットワークでいいんじゃないかなって。
こっちもそんなに長くないっぽいけど。
最近遊んだゲームがSekiroやらエルデンリングやらのお陰で比較するのは間違ってる気がする。死にゲーは時間がかかる。そりゃ大概のもんは短いよねって。
楽しかった
白人ヒーローに憧れる黒人を黄色人種がプレイしてるメタ的なところから既にちょっと面白いよなって。
クリアさせてあげる気満々の優しいゲームもたまにはいいもんだなって思う。死にゲーとかのやり込んでなんぼみたいな求道的なのとかポケモンみたいにクリアしてからが本番とかそういうのもいいんだけど、スナック感覚で楽しめるものも手を出さないと、いちいち神経をすり減らし続けるのもどっかしらでゲームに負担を感じるというか、覚悟がいるというか、それが染み付いちゃうのはどうもね。
優しいゲーム
とにかくヴェノムとフィニッシュを打ちまくってたら勝ててしまうのがいいのか悪いのか。
難易度を上げるとか終盤になるとそれだけじゃ通用しないよって感じになるけど、そもそもでそういうのを求めるとゲーム自体選び間違ってるような。マリオとかロックマンみたいに段階的に難易度を上げるのは楽しいアクションゲームの構成だと思う。でもなーって思うのは、やっぱりシビアなゲームのやりすぎだよねと。
自分の好みが何なのかを再認識するに適したゲームだった。
トロコンメモ
さっさとクリアしてNewGame+にいくか、NewGame+で解除するもの以外を先に終わらせるかの択。
というのも、NewGame+にはボーナス目標の引き継ぎがないっぽい。
NewGame+にはレベリングの解放があるし、ガジェットとかの素材集めのこともあるのでクリア後も長々と居座るのはあんまりメリットがない感じ。ということで、ボーナス目標の達成は後回しにしたほうがいい気がする。慣れたら周回はすぐ終わるし。ただまあ、キャラが育ってしまうと火力が出すぎて敵の耐久力を難易度で調整しなきゃとかになってきたりで、それはそれでめんどくさくなるかも。
周回メモ
クリア前提で挑むとムービーが邪魔くさくなってくる。
ムービースキップはあるんだけどムービー扱いになってないムービーが多い。それでもって、地味に長い。めんどい。
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