GoogleWorkspace対応、というかそのための記事。
どういうことか
WPにContactFrom7を入れて問い合わせフォームを作成。
送信元メールはWEBサイトと同じドメインで、GoogleWorkspaceで作成したもの。
今まで普通に動いてたのに届かなくなったとか、迷惑メールになったとか。
どうやら「SPF/DKIM/DMARC」とかを設定しろっていうことらしい。
それをやっていく。
届かないものを届くようにする一つの例
CF7の送信先に複数のメールアドレスを設定してた。
そのフォームからのメールが届かなくなってた。
1個にしたら届いたので、他のアドレスをCc:に入れたら全員にまた届くようになった。
だけど迷惑メール扱いではある。
現状確認
フォームからGmail宛に送って、「メッセージのソースを表示」で「元のメッセージ」を開く。
ここでも把握できるっちゃできる。
「クリップボードにコピー」をクリック、Google Admin Toolbox Messageheaderを開いてペーストして分析。
もうちょっとわかりやすく内容がわかる。
問題なければ「pass」、ダメだったら「fail」、設定がなかったら項目がなかったりする。
SPF
ここを参考に。

add_action('phpmailer_init', function($phpmailer){
$phpmailer->SMTPKeepAlive = true;
$phpmailer->Sender = 'no-reply@example.com';
});
「no-reply@example.com」を送信元のアドレスに書き換える。
自分の環境はそれで済んだんだけど、フォームにより送信元を変えてたらこのままじゃダメですね、多分。
DKIM
メールサーバーとドメインを紐づける、DNSに登録する作業。
鍵を生成するためにGoogleWorkspaceの管理者権限が必要。
DMARC
SPFとDKIMの設定が反映されるらしい。
なので、これ自体のために行う設定はない。
SMTP
偽装っぽい送信を止める。
ContactFrom7からの送信メールはGoogle Admin Toolbox Messageheaderで見る限り、何もしなくてもSMTPっぽいんだけど、明示的にやっておく手段がある。
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