初。
出発~到着まで
都内から向かうので、車の少ない夜間とかだと片道2時間くらい。
早朝に行くより前乗りの方が楽かもしれないということで夜中に出発。
沼津に24時間の釣具屋があるので手前の方のICから下道に出て餌を購入。
品揃えがバチクソよくてテンション上がっちゃった。
配合エサの種類がめっちゃあったし、オキアミも当然あるし、付け餌用のオキアミも豊富。
エイジアが置いてあってテンション上がったけど高いウキは怖いので眺めるだけ。
現地についた時、真っ暗で駐車場の場所がよくわからなかった。
「木負荷揚場」の看板があるところから入る。
駐車場は線が引かれてないので、みんな思い思いに駐車してる。
調子ぶっこいて半端な停め方をすると周りが迷惑するので止めてほしいですがそこに停めるまでの経緯もあるかもしれないのでやみくもには責められない。
車の中で休んでる人が結構いた。
時期的なものかもしれないけど、とりあえず夜釣りは微妙なのかもしれない。
堤防は灯りがないので夜間はライト必須、移動だけならスマホでもいい。
釣りのことを考えるとランタン型がいい。
マナーだと海面を照らすと云々とかいう割に、めっちゃ照からしてる人がいたからあんまり関係ないのかもしれないし、考えなしなだけかもしれないし、むしろそれがいい釣りをしてたのかもしれない。
個人的にはあんまり眩しいと夜目が効かなくなるので程々にしたいですね。
堤防は最初のスロープ以外は平坦なので、カートを引いていってもいい。
仕掛け
フカセ釣り
ウキ:0号(固定・ウキ下1.5~2ヒロ)
ハリス:1号(1ヒロ)
針:グレ4~5号
コマセ:チヌパワー徳用+チヌパワームギスペシャル+ニュー活さなぎミンチ激荒+オキアミ
明るくなってきたあたりでコマセを作って開始。
色々いじったけどこれが一番安定した。
たらし釣り(ヘチ釣り)
ハリス:1号(1ヒロ)
針:グレ4~5号
ガン玉:なしor3B
居食いが多かったりでウキにあたりが出ないので、いっそのこととウキを外した。
結果的に釣れたけど、仕掛けが針まで張ってないとどの道アタリは出ないわけで苦労した。
釣果
サバ、グレ(オナガ・クチブト)、ワカシ、シマアジ、ガシラ、ハタ、ベラ、スズメダイ
魚種はエリアで変わったり時間帯で変わったりした。
仕掛け自体をいじらなくてもアプローチ次第で狙える魚種が変わるのは面白い。
他にもタカベ、チョウチョウウオ2種(多分ノーマルなチョウチョウウオとハタテダイ)、ハコフグ、ブダイ、帰り際にチヌが見えた。
五目釣りができて楽しかったけど、ターゲットを絞ると餌取りだらけってことでしんどいともいえる。
魚影が濃くて暇しなくて良かったけど、多分時期的なもんだけど、みんな20cm前後までの小ぶりサイズだった。
実釣について
江ノ島のボラ、池の鯉みたいな感じで、モノが落ちるとめっちゃ反応する。
コマセを投げると着水音に反応して寄ってきて、コマセが効くと居着いて食べまくる。
これは魚種を問わずほぼ同様で、魚種により速攻で突っ込んでくるかゆっくり回ってくるかの違いがある。
一応棲み分けはされているようで、サバとかアジとかは堤防の際には来ない。
グレ、スズメダイとかは際沿いに溜まってる。
日が高くなってきたときに活発になってきて、際から数m先まで勢力を広げてきた。
青物と上モノでグループ分けされてるくさくて、コマセに群がっても混在することはない。
グレ狙い
コマセもオキアミもちゃんと食べてくれるんだけど、活性が上がるまでは居食いの率がめちゃくちゃ高い。
口に入れて吐き出しての渋いときのアレをかましてくるのであたりが全然出ない。
だから、しっかり掛けるなら仕掛けを張った状態で食わせるのが必須条件になる。
オナガがいるもんで、ハリスがガッサガサになっちゃうのがだるい。
早朝に狙うのはしんどいので、単純な話、楽に釣りたければ9時くらいまで待つ。
コマセを打ったときに元気に食ってきてるようならアタリが出やすい。
活性が低いときに狙うのはマジで神経を使う。
仕掛けだけ垂らすと見切られる傾向があった。
食べ物があるところに群がってきて取り合いしてる状態が作れたらいい、という考え方。
コマセ→仕掛け→コマセで同調させると釣りやすい。
コマセの量は問題じゃなくて、コマセを打ったかどうかがネックだった。
カサゴ
岸壁に張り付いてるので、際に沿って垂らしてたら食ってくる。
コマセにも反応するので狙いやすい。
たまに良型が釣れる。
ルアーとかでも釣れるだろうけどフカセの仕掛けで釣れるんで手間がない。
食い気が高いので見つけられたら後はそんなに難しくない。
同じことをしてたらレアキャラとしてハタが釣れた。
際に仕掛けを垂らしてそのまま底まで沈下させていって、回収したら食ってたとかもある。
サバ
食い気は強いんだけど狙うと地味に難しい。
というのが、合わせると掛からずにすっぽ抜ける。
餌が付いてるうちは何度もアタックしてくるので、合わせる→外れる→放置→合わせる→外れる・・・みたいなのを繰り返すこともできる。
というか、もうこれはオキアミじゃなくて疑似餌でいい。サビキで釣れるんだもの、生餌をわざわざつけるほうがめんどくさい。ソフトルアーでもいいしハゲ皮でもいい。
日の出あたりから湧いてきた。
コマセを打つと速攻で寄ってきた。
沖は全部サバがいるんじゃないのってくらいにどこでも釣れた。
2ヒロ以内、上の方で釣れる。
それ以上に仕掛けを入れられるなら別魚種が狙える感じ。
昼前くらいにサバはいなくなって、タカベとかが来るようになった。
とはいえ荒らし具合は変わらないので、なんかもうね。
ワカシ、シマアジも同じようにやってたら釣れた。
タカベは口が小さいから狙い方がまた変わると思う。
チヌ
中層~底の方を泳いでた。
狙いたい場合、この時期だとフカセじゃかなり厳しい。
エサ取りを突破しないと土俵に立てないので、ダンゴで狙うのが良さげ。
そうでなくとも堤防なんで、フカセよりダンゴのほうが組み立てやすそう。
今回は準備がなかったのでまたの機会に試したい。
思ったこと
手前と沖、上と下で魚種やサイズが違う。
魚影がなかなか濃いし、特に青物(小さいけど)の活性が高い。
だから狙いに合った釣法を選ばないと、フカセだけで全部に対応するのは無理だこれって思った。
特に夏の海。
次は底を狙いたい。だからダンゴか、ブッコミか。
フカセだとどうしようもないですね。
言い換えると簡単に釣れるから初心者や子供に楽しい釣り場。
駐車場(有料)について
24時間出入りできる駐車場で、管理人は常駐していないのだけど、有料。
堤防にいたらナンバーを確認した上で500円を支払う。
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