[釣り]PEフカセに戻りたいけど戻れない問題

釣り

ナイロンで良くない?って感じがどうしてもね。

前の糸に戻れない

以前の記事にもあるけど、シマノのPEG5+を使ってた。

流しやすいし伸びなくて手応えがダイレクトにくるからめっちゃ楽しかった。

だけど、久しぶりにやろうとしたらめっちゃ切れる。手で引っ張ったら結束部で切れる程度に弱い。先端寄りの方だったから、使い込んで弱ったのかもとも思った。だけど、どこまでいっても切れた。ちなみに0.8号。小物釣りならいいけど大物が掛かったら絶対切れる。

今まで気が付かなかったのか劣化したのかどっちでしょうね。以前にストックとして一つ買っておいたんだけど、怖くて開けられない。

ちょっとトラウマになってる。

PEフカセ自体はやりたい

PEG5+は高い買い物だから、別な選択肢がほしい。PE用に買った予備のスプールに使い道を与えないといけない。

それで思ったのが、PEG5+じゃなくてもよくね?ってことで。なんならフカセ用じゃなくてもいいんじゃないの?ってことで。

ルアーとかみたいにぶん投げなきゃいけないシチュエーションはないので、糸抜けにそこまでシビアにならなくていい。だから安めの、硬めの、四本撚りでも全然いける。切れなきゃいいんだもの。それでちゃんとテンションを張って巻けるならトラブルはないでしょうよと。張りなんかPEに求めないですしね、正しく使えばただのPEでもいいでしょうよ。

選択条件

ナイロンでいう3号以上。だから12lb以上。4号だと太くて硬さが気になってくるけどPEなら余裕なんで、16lbでもありっちゃありな気がする。フカセの手返しでそこまでのテンションは掛けられないんで、0.8号は怖い。PEG5+は芯があったから何とかなってた感じはある。まあ16lbが必要な場面はないんで、やっぱ12lbでいいですね。

マーキングはいらない。なくていい。投釣りとか船釣りだったら目安がほしいからいいけど、フカセで必要にかられる場面はない。だから、マーキングでコストがかかるなら除外しちゃうのがいい。あとなんか色が落ちて汚れやすい気がするし。色自体は目で追えたほうがいいんで、派手なのが良いですね。

PEG5+に比べたら基本的にみんな安い。同じくらいのもあるね。

糸巻き量

シマノの糸に不信感は持ってるけど計算ツールは良いと思います。

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基本的に、使うリールのキャパと巻くPEの長さの差分をナイロンで埋める。直接PEを巻くとグリップが効かずに空回りすることがあるんで、つまり下巻き派なんで願ったり叶ったり。

下巻き用の糸は交換した糸を再利用するとコストを下げられるんで、糸のケースは捨てずに1、2個残しておいて、ストックしておくといいですね。

下糸との結束は電車結びで困ったことはない。楽なのでいいんじゃないでしょうか。せっかくだからFGノットの練習をするのもあり。

まとめ

とりあえず、抱えてる在庫を開けるところから始めないといけない。使えそうなら経年劣化ってことで、1年保つか保たないかということが分かる。未開封未使用でも切れるなら別のに変えましょう。

とはいえ、結局ナイロンの方が便利なんですよ。ウキ下をいくらでも伸ばせるから楽なんですよ。中ハリス構成にするなら結局10m以上の糸を使うことになるし、どうせナイロンをリーダーにするから対して変わらないっていうね。

遠投したりガンガン流してラインメンディングして、みたいな感じにやっていけるなら使い所になるんだけど。今のところそういうのはあんまりないので、メリット云々じゃなくて好みでの採用にしかならない感じ。

追記:20230912

未開封のPEG5+をチェックした。

強度は問題なかった。劣化で確定ですね。多くて週一の使用、最低でも半年くらい使って、トータル一年経過したら確実に保たないと判断するのがいい。

保存については道具をまとめてるケースに入れて棚にしまってただけ、冷暗所ではないけど日光は当たってない。そのくらいで品質は維持できるっぽい。

ということは、とりあえずリールに巻いておくという考え方は通用しないということで。絶対に使うことを確定させてからじゃないと巻いちゃいけない。通常の糸の倍以上のお値段だもの、もったいなさすぎる。

とりあえず使うときのことを考えると、PEG5+は普通に結んで使うことができるからできることだけど、中ハリスは一旦やめるのもあり。ウキ止めも固定できるから問題ないです。

中ハリスを使えばPEの減りを抑えることができる。PEはナイロンよりも糸よれに耐性がある(体感)から、コスパを求めるなら割とあり。だから中ハリスは使い回せるように、深いタナも狙えるように長く取っておく。それはいいんだけど、組み直しがめんどいしハリスの消費が多すぎてコスト的にあんまり意味無いところまでいってる気がしてる。5~10mは余裕で巻いておかないと無理だもの。やっぱり金持ち向けなのかもしれない。

PEフカセのメリットはナイロンと比べて強度のわりに細い、柔らかいから流しやすい。糸に弾力がまったくないから竿とドラグでやっていくことになる。だから掛けたときのやり取りがちょっと変わる。テンションを維持したいとき、糸の伸び縮みがないからよりテクニカルになる感じ。ロマンよりも理詰めで手堅い感じ。初めてのところだったりチャレンジ精神の強いときは選びにくいなって。

長津呂のアイゴみたいに足元でガンガン突っ込むタイプには向かないよなーって。針ハズレしそう。どうだろう。

1年間ずっと使う縛りを作るなら使い倒してお役御免になるのだけどね、ちょっと難しい。

そもそも手を出したのは興味本位だった。それは全然問題ないし、いい経験になった。耐久性は今回ようやくわかった部分で、当時は気にもしてなかった。普通のPEと違うってのも良し悪しがあるんですね。技術以前に物自体への理解も深めなきゃですね。

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