稀にある。
実例
ちょうど昨日、当ブログが壊れた。トップページは問題なかったけど記事ページでエラーを吐いていて、管理画面に入ろうとしたらログイン画面もエラーが出ていた。
エラー文は致命的なエラーってだけで、何がどうなったってヒントが書かれてなくて、割と詰んでる。
何をしたか振り返るに、プラグインは自動更新を有効にしている。で、エラーを確認する前にテーマを更新した。
状況の確認から
基本的にABテストで原因を探り、対処する流れになる。
とりあえず再読み込みして、変わらないか確認。別のブラウザでアクセスして、アドブロックのない環境、管理画面にログインしていない状態で閲覧する。アドブロックが悪さをしてる例はたまにあるので、先に可能性を当たっておく。
構成のチェック
テーマを変えてみる
純正テーマは1個入れておけみたいなのがサイトヘルスの項目にある。
現在のテーマから切り替えてみて、どう変わるかチェックする。
エラーが消えたら原因の一つにテーマが関わってることが分かる。
プラグインを停止してみる
現在のテーマの状態でプラグインをすべて停止する。
エラーが解消された場合、一つずつ有効にしてページを再読み込みして、どのプラグインが原因かを探る。
エラーが消えたら原因の一つにプラグインが関わってることが分かる。
WP自体がアレだった場合
どうにもならないようだったらWP本体を疑うことになる。アップデートが来ていたら当ててみるとか、逆にダウングレードしてみるとか。バージョンの上げ下げが容易にできるプラグインがあるのでそれを入れてやってみるのが楽。
エラーの解消のための向き合い方
テーマまたはプラグインが原因だった場合。
とりあえず原因のテーマ、プラグインを再インストールしてみる。駄目ならダウングレードしてみる。それでも駄目なら考える。
使用をやめたり修正すればなんとかなる。
相性問題だった場合はどっちを優先するかを考えなきゃいけない。
当ブログはCocoon + SiteGuardでバグった。優先度が高いのはCocoonで、SiteGuardは過去にアタックを食らったことから導入してただけなんで、ここ数年はそういうことは起きてないので、いらないといえばいらない。なのでプラグインを削ってエラーを解消した。
どっちも削れない場合、修正すべきはテーマかなと思う。テーマのほうが修正後のバックアップとか楽だし、プラグインの更新はあまり止めたくない。
エラーにならないための取り組み
WPを使う前提を崩さない場合、選択肢は2つだと思う。
- プラグインを使わない
- 構築後アップデートを行わない
プラグインが原因の場合、プラグインを使いまくるほどリスクは高くなるわけで。全部自作すれば問題ない。ただし、相応に労力が必要になるのでとんでもなく面倒くさい。技術力が乏しければ導入できないってものは山ほどある。
じゃあもういっそのことアップデートしなきゃいいじゃん、ってのもある。制作会社によってはアップデート機能を切って納品してるところもある。サポートしようがないからね、分かるけどね。
ただまあ、運よくと言うか、プライベート環境でなければアップデートでエラーになった例はない。リスクヘッジはすべきだけど、極論に走る必要はないかなと思う。
最悪の場合
管理画面でのどうのこうので太刀打ちできなければ、WPまるごと、サーバーレベルで巻き戻すしか手はないかもしれない。そういう超めんどくさいことが候補に上がってくる。
もしくは新しくWPを作って、投稿記事とかを移植して、みたいな。そんなことをしようもんなら、めちゃくちゃ時間がかかる。もしかすると一部無理なものが出てくるかもしれない。だったらやっぱりサーバー側のバックアップかな、となる。
そこまでひどいことになったことはないけど、最悪を考えるなら金を払ってでもバックアップ機能を付けたほうがいいよね、みたいなね。
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