[釣り]国府津ショアジギングについての現段階におけるまとめ

釣り

虚無を得た。

ざっくり

年末年始、先週末で計3回、都内から始発に乗って昼までひたすらキャスティング。ショアジギというかルアー自体に馴染みがないので釣れるかどうか以前にまともに投げられるようになることを目標として行ってみた。

コルトスナイパーBB M-100に4000とかC5000を付けて、PE2号(多分)を巻いていった。

周りで釣れてるのを見なかったし、自分も釣れたのはフグ1匹。

何が悪いは置いておいて、心には虚無しかない。

キャスティングの話

普段フカセ竿しか振ってないのでルアーロッドに馴染みがない。ペンデュラムキャストが鉄板らしいので、調べてやってみた。足元が砂利なので大して踏み込めないのと、波が結構来るから手前で投げることになるのと、フォーム以前のところでモヤモヤする。モヤモヤしながらもやってるんだけど、とりあえず竿を折る気で振らないと話にならないことがわかった。そうしないと飛ばない。磯竿とは別物なんだということがわかるし、思いっきりやっても折れない、平気。それよりも乱暴に振ったらブレるので、やれる限り力を乗せてちゃんとしたフォームで振れってことなんだと分かってきた。竿を気にかける必要はない。それよりも自分がちゃんとしなさい、そういう競技なんだと思った。

タックルの話

3回通ってようやく何かが分かってきて、それでも40mくらいまでしか飛ばない。自己流だからダメなところとか多分あるだろうし、でもタックルに思うことも出てきた。

とりあえず竿が強すぎる気がする。MAXで60g背負えるらしい竿で、30gは軽すぎるのかもしれない。うまいことやらないと乗らないというか、なんか噛み合ってない気がする。逆にルアーを重くすればとなるんだけど、でかい魚がいる感じがしないんで却下。

ということで、ロッドを見直さないといけない気がしている。あとはPEをもっと細くするとか、4本編みを8本にするとか。とはいっても、遠投はしたいけどショアジギにそれほどモチベもないというか、小さいジグで釣れるものを追うのもとか、3本継で良いのあるんですかねとか、変更先のイメージがない。

まあ、なんでコルスナ持ってんだよって話ではあるんだけど。3本継が出たおかげで普段のロッドケースに入れられる点、磯竿ばっかで強いのが欲しかった、ジギングロッドが欲しかった、そんなところ。普段のサブとして活躍してくれてるのはいいんだけど、本来の用途でもって行ったら本来の用途じゃなかった気がしてる。困る。

場所の話

ハイシーズンは予定が合わずに一度も行ったことがない。時合は朝マヅメ、始発で向かっても無理なので時間帯の良さも分かってない。現状分かってるのは、軽い気持ちで行っても打ちのめされるだけだということ。

一面砂浜で急に深くなってるから、波が結構エグい。高波を食らったらやばそうなんで波をかぶらないように気をつけると結構手前からになるので、遠投がしっかりできる人じゃないとマジでキツい。雑に言って30mは飛ばしておかないと、20m程度だと波に揉まれまくって話にならない。ルアーは当然のこと、投釣りとかもね。で、ルアーに関しては30程度じゃ話にならないので50以上は当たり前になりたいんだけど、横風が多い。北風が吹けば楽なんだけど。風のこと、波のことがあってルアーは横に流されやすい。人が多いのでトラブルになったら怖いし、かなりリスキーな場所だと思う。

ボイルらしいボイルは見たことがないんだけど、とりあえずボラが跳ねてるのは見た。釣れる気はしないけど目安にしてみると大体40mから先のところなので、それ以上を飛ばせないと話にならないかなって思う。晴れてたら分かりやすいけど、濁りとか深さが色でわかる。かなり飛ばさないといけないので、そんじょそこらの人にはポイントを選ぶのは無理じゃないのって思う。

立ち位置的な意味でのポイントは人の入りであからさまに分かる。西側のテトラ帯に近いところが熱い。ということで、後発組は入れない。みんなが満足したあたり、8時以降からなら入れるかなってところ。だから行ってもしょうがない感じがある。

まとめると、横風が強い、遠投が必要、良いところは人が多くて入れない、時合じゃなかったら暇、ということで釣果が欲しかったら行かないほうがマシ。地元民じゃなかったらやめた方がいい。

それでも何か釣りたい場合

釣れてるルアーマンを見たことがない。その代わり、投げ釣りしてる人は何かしら掛けてた。ベラだったりウツボだったり。みんなジェット天秤を使ってる。投げて、置き竿して、ひたすら待つ。

手返しの間隔が長いし飽きて帰ることも考えたら、餌はパワーイソメとかガルプでいい。ケースがあれば保管できる。フグとか歯の強いやつが多いので仕掛けを切られたりするから、予備とか自作用に糸と針を持っていくのもあり。

天秤は地味に重いので、竿は選ぶ必要がある。ハリスのことを考えたら長さもほしい。

人が多くてランガンなんてできないし、大して食ってこないから暇。

飲まれる可能性が高いんで、リリースできないことも念頭に置く必要がある。だから、釣れたら持って帰れるようにしておく。

道具の話

まず言えるのは、グローブはあった方がいい。絶対。PEを生身でひたすら投げてるとそのうち切れる。切れなくても地味どころじゃなく痛くなるし、替えの指なんかないので予め対策をしておかないといけない。マジで。指1本だけカバーするタイプもあるけど、個人的にはグローブの方が楽。

あと竿立てはあった方がいい。マジで。三脚タイプだと色々たくさん掛けられて便利だけど荷物になるので、コンパクトにしたいなら棒状のやつでいい。中空だから軽いのはいいけど大した強度はないことは念頭に置いておく。

買ったやつは伸縮するから持ち運びに楽だった。選び方として、結構深くまで差し込まないと安定しないから短いのはやめた方がいい。

使うメリットは、置き竿ができる。竿を砂地に転がさなくて済む。リールに砂が入らない安心感。それだけだけど、リスク回避としてかなり良い。国府津にはちょうどいい棒がないので現地でどうにかするのは割と無茶がある。

タックルボックスとかクーラーボックスにロッドホルダーをつけることも選択肢ではあるけど、長い竿を使う手前、竿尻だけで固定するタイプはあんまり良くない。風もあるし。

バッグに関しては何でもいい。ランガンしないからずっと背負ってる必要はないし、なんだったらクーラーボックスにまとめちゃってもいい。みんな各々がベースを作ってそこに荷物をおいてる。高架下とかね。布地だと砂を拾っちゃってめんどいかもだから、その辺は気にしたほうがいいかもしれない。あと海水のミストを浴びまくるから、そこらのリュックを使うならファスナー周りのサビ予防はした方がいい。一見平気そうでも後日気がついたら塩噛みしてたりする。

1回行ったら分かるけど使うルアーは集約されるし色々持っていく理由がない。サブで投釣りセットとプライヤー、リールが入ればいい。パンパンにするよりは余裕があるようにしておけば現地での出し入れが楽。

まとめ

外様がうまい汁を吸えるところじゃない。頑張れば頑張るほど、願えば願うだけ虚無が手に入る。

キャスティングの練習以外に用がない場所。マジで。根が少ないから結構安心して投げられるし試せる。横風を物ともせずにぶち抜けるキャストができるようになればどこでも戦えるようになる。

国府津で戦う必要はない。

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