相変わらず苦手だけど。
印象が大半だから文章の節々で思いまくったり感じまくってる。変な記事。
江ノ島湘南台堤防とは
ヨットハーバーの南側の灯台があるエリア。南側の高い方は、潮が高いと閉鎖される。北側は外洋からの影響が少ないので基本的に穏やか。言い換えると水は淀んでる。漁港みたいな濁り。アクセスが楽なので江ノ島で一番人の多い釣りポイントだと思う。
ガチるとこじゃない
そもそも大堤防は足場が良い。駐車場もトイレも近い。だから足の悪い方やご家族が安心して釣りができる場所なので、ガチったら悪目立ちする。あんまり良くないと思う。そういう、人を考えた場合あんまり行かないほうがいいかなって。それに人が多いので、ソーシャルディスタンスがめちゃくちゃ狭いので、仕掛けが絡むリスクが高い。走る魚を掛けたら巻き込む恐れがある。怖い。いろんな人的被害が発生する。どう思ってるかは別として実際棲み分けはされてるようで、磯場に行くような人は堤防に行かない。滅多に行かない。
ダイナミックにやると他人に迷惑がかかる。そんなところ。
リカバリに都合がいい
磯が荒れて立てない状態で、もうエサ買っちゃったよって場合。堤防ならワンチャンある。大体そういうときは海の回復を読み違えてる状況なんで、釣り人は少ない。堤防も空いてる。だからそこでやればいいね、って感じになる。砂とかが混じったコンディションでも何かしらは釣れるんで、いいものを釣るのは諦めなきゃいけないけど練習と割り切れば楽しめる。
大堤防のパフォーマンス
河口から近いし砂浜が目の前なのに、意外と魚種は豊富。サイズは磯よりやや落ちるくらいか、磯と魚種はあまり変わらないような。逆にアジとかコノシロとか、こっちはこっちで色々いる。
これは体感なんだけど、磯場と食性が違う感じがする。サビキに慣れてるのかアミエビとかの細かいのは食べるけどオキアミへの食いが悪い。オキアミでも色々釣れるけど、磯で釣れる魚種と被る。磯場で釣れないものを求めるなら思考を巡らさないといけない。食い気は十分あるので、堤防に通用する方法を探らなきゃねって感じ。じゃあサビキでいいのかといえばそうでもない。常に半分くらいの人はサビキを使ってるけど、釣れてない。よく釣れてる人は玄人じみたおじさん達で、普通のサビキとは何かが違う。よくわかんないけどチューンされてる。サビキ以外にもウキ、沈めで釣ってるけど遠目にはよくわかんない。以前ウキを付けたサビキをぶん投げてしゃくりながら巻いて釣ってる人がいた。ネットで調べたら派手な仕掛けで青物を掛けてる記事もある。謎が多い。
普通のサビキで掛かるのは大半がフグ、運が良くてアジ的な青物、ド外道でボラとか。単純に釣れたら楽しい勢にはいいかもしれないけどそもそもの打率が低いことが引っかかる。心に余裕があるエンジョイ勢ならいいのかなって感じ。普通だったら磯で胴突するのが絶対に精神衛生にいい。それくらい違いがある。
あと、ルアーを投げてる人がいるけど多分意味ないと思う。釣れてるのを見たことがないし、人が多かったら邪魔くさくて話にならないし。基本的に小指の爪に満たないサイズのエサばっか食ってる魚がいるところで、ルアーは夢見すぎじゃないかなって。
で、地図とかで見たら収容人数そこそこありそうだけど、実際のところそんなにない。東向きはボートがよく通るから遠投したら危ないし、南側は波とか風がきついと詰むし。天気がいいと確実に人は多いし、始発で行ってもほぼ埋まってる。頑張って場所取りしてまでの情熱があるなら違うところに行ったほうがいいんじゃないかなって思ったり。
ちなみに台風後など砂利がまじりまくった状態だとフグしか釣れない。
フカセの構成
ざっくり言って、自分でできる最高の軽くて小さい繊細な仕掛けで挑むのがいい。前述の通り、オキアミはあんまり食われない。サイズアップしたらフグしか食ってこない。それくらい渋い。
竿 | 4~5m |
リール | 3000番以下 |
道糸 | ナイロン3号以下 |
ハリス | フロロ1号以下 |
針 | 尼スレ(鯉用)5号くらい小さいやつ |
ウキ | ピースマスター感度0号 |
ウキ下 | 2ヒロ(半遊動) |
ハリス結束 | 直結orパワーノットサルカン |
仕掛けが長いのとボラがいるのとで、タモ網(5m以上)は持ってた方がいい。
コマセ
通常のフカセの配合でいい。他の人達がアミ姫やらを撒いてる中で圧倒的な集魚力を誇れる。沢山継続して撒けばめっちゃキープできる。だけど、釣ることを考えたらそんなに量は要らない。流れは超穏やかなんで散らない。カップ1杯でも十分寄る。仕掛けとコマセの同調的に、前後それぞれで打ったほうが良いかなって感じ。魚の集まり具合でも変わる。仕掛けが馴染むのに時間がかかるんで、基本的にはコマセは後打ちでいいような。あんまり来ないな?とかどこにいるのかな?ってときに多めに撒いてチェック。この時期は昼頃がピークって感じだった。
まあ、界隈はアミエビで慣れてるっぽいからアミエビでもいいんだけど。呼び込むというよりもピークタイムに合わせて撒けばパフォーマンス出るかなって感じで。
仕掛け投入
ウキ下は長めに取る。干潮時にあって2ヒロっていう。たまたまかもしれないけど、仕掛けが立った状態だと食いが悪すぎた。漂って、沈下してる中で食ってくるって感じ。
タナまでの沈下はひたすら待ち、余浮力殺しのオモリは不要。サルカンすら邪魔くさいレベル。張った状態で入れて、コマセと一緒にじわじわ沈める。ウキ止め糸まで仕掛けが入らなくてもキープ。というか、ウキの役割は投げるためと位置確認のためであって、アタリは糸を見て取る感じ。ウキ止め糸がウキに吸い込まれる感じになったら合わせる。仕掛けが入ってる状態ならユラユラしてるのがピンと張ったら合わせる。要素が重なるならウキでアタリが取れるかなくらい、繊細。流石に糸を目視するのは無理があるんで、からまん棒で把握する。パワーノットサルカンのどぎつい黄色も役に立つ。
基本的に早アワセ。そうしないと、フグだった場合に噛み切られたり糸が傷つく率が高くなる。
横で普通に棒ウキで釣ってる人いたから何かが違うんだろうなーってのは思う。どうなんでしょうね。エサと針のサイズかなって思うんだけど。
ポイント
スロープになってるところの奥側。奥に行けば行くほど常連さんというか玄人というか、そういう人達が多い。ってことは良いんでしょう。いい感じだった。
足元は窪んでるんでグレとかアイゴとかが溜まってる。根掛かりしたらめんどくさいし、上げ潮時とかはモヤモヤしまくるのでフカセで狙えるタイミングは限られるかも。普通にやるなら5m位先でいい。堤防に沿って回遊したり足元から出てきたりで色々要素が被る位置。延べ竿で届くレベル。だから、長い竿使ってると、いい長さになったらリールを使わずに手返しできちゃったりする。だから遠投はあまり意味がない。
磯場よろしく、いないときは釣れないし居着いてるのも時間帯で食い気が変わる。だからやっぱりアプローチを変えたり手返ししまくって探るしかない。理解するしかない。
釣果
- ベラ
- フグ
- グレ
- アイゴ
- ボラ
- コノシロ
フグを除いて磯場よりも小さいイメージ。
たまたまなのかアイゴが連発して楽しかった。深場にグレが見えたけどあんまり釣れなかった。ボラは磯場よりも掛けやすい。暴れさせた後バラしても、しばらくしたらまた寄ってくる。コノシロはコマセは食べるけどオキアミはいまいちな感じ。あたったと思って合わせたらスレ掛かりだった。
オキアミへの食い気が渋いので、落ちパクは殆どない。手返しもそこまで早くならないし、気疲れしちゃうから座ってのんびりやるのが丁度いい。
振り返り
パターンが分からなかったので探るところからスタートした。ある程度してから掛ける頻度が上がったんだけど、チューニングのおかげなのかタイミングのせいなのかが分からない。通わないといけない。
まあでも、以前感じた虚無感からして自分が成長できてる感じがある。
フカセを掘り下げること、他の釣りもやってみることは色々見えてくるようです。しかし、常に言語化できるように心がけてるんだけど、実釣時はフィーリングでいじったりするところが増えてきて、説明は後付になって、その時に合致してるかどうかが怪しくなってる。どうなんだろう。
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