タイトルがPRっぽくなるなこれ。
概要とか
自社アカウントで商材をPRしても限界がある。
発信源が1つしかないと窓口として狭いし、アカウントを作ったばかりだと誰にも見られない可能性がくっそ高い。アカウントを育ててからようやくPRにこぎつける感じになるんで手間がかかってしまう。
ということで、インフルエンサーとかに依頼して商品PRをしてもらうのが手っ取り早い。インフルエンサーはインフルエンサーであるためにフォロワーを囲ってるしね。ステマはあれだけどダイマは問題ないので、信用度はフォロワー数とかいいね数で既に担保されてるんで、嘘とか過度なヨイショじゃなきゃいいよねって感じに。
商材を送る必要
商品を使ったりいい感じに配置した写真を撮ってもらうのがいい。それに実際に使うからこそ書ける内容がある。だから商材を送りましょう。原価と送料がPR費用だと思えばいい。単にタダで配る訳ではないということ。
投稿種別
投稿にはざっくり、フィードとストーリーズがある。両方やってくれると嬉しい。
インフルエンサー選別
依頼する相手はきちんと選ばないといけない。PR大嫌いな人に依頼しても無駄だし、紹介文がろくでもないとか、写真がイマイチとか、事務所に所属しててDMを当人が処理できないとかレスが遅いとか、そもそも取り上げているカテゴリーがあってるかどうかとか、フォロワー数が少ないとか、フォロワー数が多いのにいいねが全然ついてなくて怪しいとか、通常投稿とPR投稿のいいね率の差とか、見落とすと無駄に配布しちゃうことになりかねない。
フォロワー数が少ないけどコメント数とかいいね率がめっちゃ高い人もいたりして、だから厳選できるといい感じになる。
InstagramでPRするっていうのは手段としては珍しくないんだけど、効果測定は難しい(というかほぼ無理)から可能性を上げるための行為だと理解する。まあ元々が、広告って時点で確実性はないんだけどね。
インフルエンサー集め
誰に依頼するかが問題。
インフルエンサーを抱えている業者に頼めば少ない労力で大人数にアプローチできるんだけど、マージンを抜かれるというか費用が発生することを踏まえないといけない。無料のサービスもあるらしいけど。以下はそれほどお金をかけたくない前提での話。社内で工数割くからタダにはならないけどね。
ネット検索で出てくる有名アカウント一覧はあんまり使えない。フォロワー数めっちゃ抱えてるアカウントはいっぱい出てくるけど、あんまりにもメジャーすぎて商品PRを依頼するのに向かない。だったら別の窓口から交渉したほうがいいってレベル。あと、知名度が優先してPRの発信力はあるのかって話にもなる。フォロワーの属性も絞れないよねって感じで。ということで却下。
基本的に依頼先のリストアップは草の根運動になる。
Instagramはタグ検索ができるので、というかそれしかないので、そこから展開していく。投稿者の承認欲求のおかげでInstagramの投稿はタグ付けが当然ってレベルでされてるので、「タグ付けてないけどいい感じの人」は選外にしちゃっていい。するしかない。
商品PRをしてる人はよく投稿に「#PR」を付けてるけど、アルファベットであることから、あと検索対象が世界なんで、日本国内に絞れない。アルファベットのみのタグは除外する。
まずは商材と同カテゴリの商品を紹介してる投稿を探してどんなタグが付けられてるかを見る。よく付けられてるやつとか、検索窓に入れて投稿数の多いタグとかをピックアップする。
タグの目星がついたらそれで検索して、検索結果からフォロワー数が多いとかいいね率が高いアカウントを集めていく。大体でいい。良さそうだと思ったらリストに追加する。
リストっていうのはエクセルとかで自分で用意するもの。URLとフォロワー数、フリーエリアとして備考欄を用意して埋めていけば十分。
依頼する際、「一度に○人にアプローチする」って決める場合、設定した数よりも多くピックアップしておく必要がある。DMを送ったら不可設定されてるとか、吟味したら選外になるとか普通にあるんで、大体設定数の倍くらい用意する。
理想を言えばアタック候補は毎日追加したい。タグ検索は人気の投稿のあとは直近からの一覧になるんで、見てみたらいまいちだったけど別の日に見たらいい感じだったってこともよくある。逆もある。やれって言われてやると非常にめんどくさいけど、ストックがない方がしんどくなるから負荷を分散できたら良いですね。
依頼する
テンプレの文面は用意しておく。こんな商材です、こんな依頼内容です、みたいなやつ。完全に定型文だと熱量が足りずに無視されやすいけど、全部を毎回0から作るのはきつすぎるし不毛。「あなたは素敵なのでぜひお願いします」の後にくっつけるためのやつを作っておく。
依頼の文面は、できれば短いほうがいいんだけど長くなったらなったで仕方ない。DM上ではURLを貼れない(リンクにならない)んで、DM上で把握できる前提で構築する必要がある。なんだったらテキストだけでなく画像も作っていいと思う。
で、全部まるっと送りつけてしまってもいいんだけど、あんまり情報量が多すぎると読むのが大変なので段階に分けるのが親切かなと思う。
「うちの商品のPRお願いします。興味があったら詳細送ります」→「興味あるわ」→「こんな段取りでお願いしてます、OKなら商品送るから住所ください」→「これね」→「送ったんで投稿お願いします、念の為段取り再送します」→「投稿したよ」→「ありがとうございました。うちのブランドをこれからもよろしくね」
みたいなね。我流だけど悪くないと思う。
「うちの商品のPRお願いします。興味があったら詳細送ります」→「無理だわ」→「折り合いつかなくてすみません、いい感じの提案ができたらまた依頼させてもらいます」
ってできるしね。重くない。
打率の話
正直言ってムラがある。依頼した先が良かったのか、文面が良かったのか、刺さるときは刺さるしダメなときは本当にダメ。ダメかと思ったらしばらく経ってから返信があることもある。なので、あんまりショートスパンで計測しないほうがいい。依頼件数とか、週単位とか。一旦は計測時期として、毎回依頼先の属性を変えてみるとか。意外なところではまったり、全然ダメだったりする。データを貯めないと把握しきれないし、いろんな商材でやってみないと何が鉄板になってるかも分からんし、時期的なものもあるかも知んないし。
やってみないとわからない。だから、金と時間を溝に捨てるリスクを抱えてやってくしかない。
手堅さを求めるならInstagramとかSNSじゃないほうがいいと思う。だけど、認知は高めたほうが絶対にいいのでSNSでの発信はしたほうがいいと思う。ネックは予算かなぁ・・・
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