[釣り]紀州釣り2回目で得た知見

釣り

実感が何よりの経験値

ダンゴの水分量

粒的な意味で混ぜものがないならパサパサでもいけるんだよね。

色々混ぜてある上でパサパサの状態で頑張って締め込んでも、オキアミとか麦とかコーンのところで割れるリスクがある。それでも頑張ってると、でかい粒がコマセにどんどん残っていって意味がない。丸めたときに手がしっとりする程度の水分を含ませておけば、麦とかコーンが混ざっていても球体を維持できる。

ダンゴの締め込み

力加減

力いっぱい締め込まなくても、それなりの力でも回数を増やせばしっかりしたダンゴが作れる。

それでも慣れないうちは手が疲れる。一日やってたら絶対疲れる。上腕の内側、指の筋が数日は悲鳴を上げる。低負荷高回転とかどう考えてもトレーニングの部類だし、そういうことを普段してなかったら疲れないほうがおかしい。

道理で考えると、締めることに慣れる頃には鍛えられて締め込む力が強くなったりするんで、ダンゴの硬さ調整をしっかり狙ってやれるようになるにはまず手が慣れるところを経由してからになる。

糸の長さ

仕掛けを回収した状態でダンゴを作るわけだけど、糸がしっかり張っちゃってると締めてる最中に針がすっぽ抜ける恐れがある。ダンゴができた!って置いて手を洗ってる間に抜けることもある。ということで、ある程度弛ませたほうがいい。長すぎると糸がどっかに絡まる恐れがあるので程々を探す。弛ませてもウキが引っ張るようならウキも手元に回収することが必要になる。

当然っちゃ当然なんだけど、やらかさないと覚えなかった。

ダンゴの硬さ

ダンゴは固くてなんぼ。魚に突かれ無い限り、潮に煽られまくらない限りは崩れないって気持ちで作ったほうがいい。投げたら空中分解するとか、着水時に割れるとか、そんなんじゃ話にならない。次項につながることでもある。

ダンゴを投げる

軽く投げるとウキに引っ張られて半端なところに落ちる。

ダンゴと一緒に竿でウキを投げても風に煽られたりして変なところに落ちたりする。

投げたダンゴに引っ張られてウキをぶっ飛ばすイメージでやるのが、確実に仕掛けが一直線になって精神衛生上いい。

そんで投げるタイミング、糸を出すタイミングをちゃんと合わせる必要がある。先に糸を出しちゃうとウキが落下してダンゴの勢いが死ぬ。

  1. ダンゴを投げる
  2. 竿で軽くウキに推進力を与えながら糸をリリース
  3. ダンゴを先頭にウキも飛んでいく

みたいな感じにすれば遠くに飛ばせる。

投げたダンゴにウキが引っ張られる瞬間にノックバック的なもんがダンゴに掛かるんで、それで割れないようにしっかり締め込んでおく必要がある。

棒ウキは重いからね。だから締め込みの塩梅はどんなもんにすればいいのか、ひたすらやって慣れないといけない。

投入時のイメージ

ダンゴ先行でぶっ飛ばすと、着水時に仕掛けが真っ直ぐになる。そこからダンゴが沈むとウキも沈む。潮が手前に来ない限りはウキからダンゴまでが斜めになるからね。半誘導だからある程度は糸が送り込まれるけど、しっかり思いっきり投げちゃったら投げた勢いでウキはウキ止めまで初めからずれ込んでることも珍しくない。それでウキ下設定を垂直シブシブに設定しとけば、ダンゴが沈めば当然ウキも沈むよねっていう。

だからウキ下設定する場合、「こんな感じで投げてやっていく」を踏まえて調整しないといけない。

ウキが沈みっぱなしだと、浮いてくるときに餌が齧られてなくなってる場合がある。食ってくれてたらまだいいんだけど、エサ取りにやられてたら何も分からず無駄に待つみたいなことになる。時間がもったいない。

ウキ下について

慣れるまでは長めに取っておくのがいいんじゃないかなーって。

ウキ止めまでしっかり糸が送れて、ダンゴが割れるまではウキが引っ張られてるのが分かる程度。割れたらウキは水面をキープするようになる、そこから沈めばアタリだってことになる。ウキが沈んでるのがダンゴのせいなのかつつかれてるからなのか、分かる感じにしておくことが大前提。

短めにしておくと中空で割れたり、全てが終わるまでウキが浮いて来なかったり、割れた後挿し餌がウキまくってタナが変わるじゃんとか、ボトムを取って釣りたいのになんか上手くないなって感じになる。

足元に落とした場合は基本まっすぐ、ぶん投げたら基本斜めでウキからダンゴまでが張ることになるんで、どんな感じでやっていくかを踏まえた上での調整。

イメージするしかないのと調べたくせに理解できてないかもしれないのとでなんなんだけど、今のところそんな感じ。

ハリスの長さ

というか、絡まん棒の位置というか。

長く取っとけばウキのスライド幅が短くなるんでアタリが取りやすくなるんで、だから理想は完全固定なんだけど、底を取る前提でそんなもんできるはずがない。仕掛け回収のたびに手繰らないといけないし、取り込み時に手元まで持ってこれないしで制限がかかる。

竿1本分がギリギリなんじゃないかなって思う。それでもそこまで長ければ抜くことはできなくなるんで、タモ必須。底狙いは大物掛けやすいからタモ無しはそもそも無理があると思うけど。

糸絡みがヤバい

インナーガイドが推奨されている理由が分かった気がする。

棒ウキだからか紀州釣りだからか、竿先に糸がめちゃくちゃ絡みやすい。竿先に絡んだ状態で投げちゃったとか、巻いちゃったとか、折っちゃう要素が身近すぎてヤバい。ラインメンディングは都度行わないと本当に危ない。

インナーガイドだと軽減される気がする。だけど結局絡みそうな気がする。アペルトが中古で安いから、それで試すのがいいかもしれない。

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