WEB上での商品PRの考え方

素人ながら考えたり体験してみて。

受け皿が必要

PR記事なり広告を出して、そこから流入した先のページを作ったほうがいい。

単純に商品ページとかWEBサイトのトップページに飛ばしても、「ここを見たら完結する」って話にならないので閲覧者に優しくない。流入してきた時点でモチベーションは多少なりあるんだろうけど、詳細がわかったり購入できたり、要するに刈り取れる場所を作るのがいい。

  • 商品内容
  • 露出メディア紹介
  • ユーザーの声、事例
  • FAQ
  • 購入リンク、フォーム

簡単に言えばこのあたり。LPの作例とか眺めてたら法則が見えてくると思う。

即反響が出るもんじゃない

PRしたから、広告出稿したからいきなり購入とか問い合わせが増加するってもんじゃない。

基本的に人は認知度合いとか信頼感とか安心感を求める。

チャレンジ精神旺盛で、とりあえず手を出してみようって人はあんまりいない。いたとしても、@cosmeとかに掲載されてるからとか、QVCに取り上げられてるからとか、最低限のラインがある。で、それの層を求めても限界は近いんで微妙。普通にPRしてたら釣れる層でもあるから、狙うもんじゃないと思う。

で、即時即日購入になるかどうかは基本的にサービスだったり運だったりになるんで、数ヶ月見たほうがいい。早くて当日・翌日、急にハネたらいいんだけど、長期間見守ってたらジワジワ上がってくるってケースのほうが多い。

逆に言うと、瞬間風速出せるやつはピンポイント過ぎて長続きしない。売り方によってはそのほうがいい場合もあるんで良し悪しで言うもんじゃないけど、使い所はあるって話。

PRは自身だけでやっても微妙

ブランド力があるならそれでもいい感じになれるんだけど。

インフルエンサーに頼んで露出機会を増やしたほうがいい。自社商品は自社が一番知ってるんだろうけど、その良さは他人のほうが分かってたりする。どこを押せば響くのかとか。色んな人に紹介してもらえたら、色んな紹介方法がある。一つに絞る必要はないですね。

インフルエンサー活用のメリット

上記のように、インフルエンサーに依頼するのは有効というか最低限のポイントのように思う。

各インフルエンサーのフォロワーは、そのインフルエンサーの言葉だから信用してるんで、紹介してもらえたら一層魅力的なものになる。

PR依頼の考え方

要するに広告出稿なので、発生する費用は宣伝広告費になる。

「色んな人に紹介してもらいたい!」だけでばらまくと、在庫は減るのに売上にはならないから簡単に赤字になる。広告出稿先は吟味する必要がある。

掲載してもらうってことだけでも考え方は色々あって、ざっくり言うと「認知向上のため」「販売数向上のため」。どちらにせよ販売数向上になるんだけど、即効性とかそのあたり。

まず、露出を増やしてみんなに知ってもらい、信頼感を得る。そこから購入につなげる。大手の会社がCMとかバンバン出してるのは新商品の認知向上の意図があるんで、要するにそういうこと。

ということで、認知向上の意図だと反響までに時間がかかるんで、「無料提供による無料PRの依頼」が一番安上がり。SNSでもブログでも何のメディアにでも依頼できる。割引で提供します!って言っても支払いが発生する時点で旨味があんまりないんで、受けてもらいにくい。更に報酬なしの時点で事務所所属だと受けてもらいにくいけど個人だと結構返事くれる。

もう一つは「報酬を払った無料PRの依頼」。YouTubeで色々アプローチしたけど、制作費を要求される場合が多かった。特に事務所所属だと確実に。個人だとその限りではない。理想の形は「成果報酬の商品PR」で、これなら売上に応じて支払いができるからこちらの懐は傷まないし、投稿者も頑張れば報酬が増える。

ただ、これも考え方とか商品による。成果報酬の場合、報酬を支払っても利益が出るようにしないと旨味が薄くなってしまう。広告費として割り切るなら制作固定費を支払って依頼したほうがいい。赤字で成果報酬をやると売れたら売れるほど赤字になる。

赤字にならない成果報酬を組んだとしても、報酬が安すぎたら受けてもらえない可能性はでかい。

よく考えたほうがいい。

自分が発信する側だったとして、受けたい案件の考え方はいくつか出てくると思う。

  • 固定費で報酬がもらえるから分かりやすくて安心
  • 成果報酬だから継続的に報酬がもらえて嬉しい
  • 制作費をもらって成果報酬ももらえるから助かる

みたいな。会社の懐事情が関わるから、依頼する際はちゃんと詰めたほうがいい。

それでも自社PRは必要

反響自体は自社よりも他人にしてもらった方がいい感じになれる。

だけど、だからってインフルエンサーに頼んでばっかりで終わりにするのもどうかって話。

みんなが取り上げてるけどSNSもWEBサイトも沈黙してたらどうなのよっていうね。それはそれで怪しさが出ちゃうかもしれない。

だから、自社は自社で情報発信をし続けるのがいいと思います。

大変だけどね。

追記:候補が尽きたら

ひたすら探しまくってるとそのうち限界が出てくる。
可不可問わずに漁り続けて1000件くらいリストが溜まった頃に、商品に適したカテゴリを見尽くした感じになってきた。検索キーワードを変えてみても同ジャンル、同カテゴリであれば、先にリストアップしたアカウントが重複するようになる。別ジャンルに手を出しても投稿テーマが違いすぎて無理があるんでキツくなる。

ということで、新規探しに無理が出てきたら、一旦探すのをやめてリストから再依頼をしてみる。

アカウントによっては投稿が止まってたり、チャンネルがなくなってたり、炎上してたり環境が変わってたりして案件を受けられない状態になってたり、その逆もあったり。リストを更新すれば質も上がるんで、悪いことではない。

まあ、単純に、一旦依頼メールを送って返事が来なければ再依頼しても返事来ないだろうけど。単純に案件を受けないのか、案件の内容が悪いのかが分かるようになれば、他のPR依頼時にも使いやすくていいですね。

新規漁りは重複とか弱小アカウントばっかり出てくるとか、やればやるほどしんどくなる。
SNSアカウントは時間経過で育つものなので、インターバルを挟んでやっていく方がいいと思う。

やってみて、ものの数ヶ月で無理が出る事がわかった。ガチったら1ヶ月で詰みが見える感じもする。
案件内容的にブルーオーシャンでもインフルエンサーには限りがあるので、それ一本に限るんじゃなくて別の手段を持つとか、ペースを抑えて長期的にやっていくとか、そんな感じでやるのがいいように思った。

追記:返信なしに再依頼をする場合

地味に難しいところではある。

返信がない場合の可能性として、

  • このPR案件に興味がない
  • PR案件自体に興味がない
  • メールを見てない
  • 返事するのを忘れた

あたりだと想像できる。要するに案件に対してのモチベーションが低い可能性が高い。

なので、1回送って返事がなかったらもう一回アプローチしても良いんじゃね?って考え方もできる。

じゃあどのくらいで再アプローチすればいいのか。

返事がある場合は遅くとも大体1週間位で返事が来るので、数日刻みは微妙かもしれない。
あんまり連投になるとウザったくなってくるし、キモいし、スルーしたくなる。

とりあえず1ヶ月くらいで送ってみたら、返事が来るところは来た。今の所クレームは無い。現状においての最短スパンはそのくらいかと思う。

これはメールの場合で、SNSだとまた話は変わる。

DMが承認制の場合は無視されてる可能性、ブロックされてる可能性がメールよりも高くなるんでなかなか怖い。いや、クレームが来たら謝ればいいんだけど、単純に無駄打ちになったら文面を作る時間が無駄になるので色々とマイナスがでかい。なので、SNSでの再アプローチは極力数を減らしたいというか、スパンを広く取りたいというか。断られても返事があれば意思疎通のチャンスは継続されるんで、別の機会にまた声掛けができる。

無回答が一番キツい。どうなってるのかが分からない。テンプレ文面を回すだけだったらいいけど、インフルエンサー毎に文面を用意するタイプのアプローチだとほんとキツい。熱量のない文面は条件がよっぽど良くないと打率が恐ろしく低いんで、ちゃんと書けよって感じになってくるんで、キツい。

精神衛生を考えると、まずは宛先がメールのところに送って、その後でSNSに手を付けるのがいいかなって思う。Instagramとか、たまに1ヶ月後に返事が来ることもあるしね。

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