お名前.com RSサーバー + Google workspace設定メモ

まーた難儀な話だよ。

通常の考え方と設定方法

一般的に、ドメインとサーバーを紐付けたら、そのサーバーにはWEBサーバーとメールサーバーが含まれる。サーバー側に機能を一任するからネームサーバーを設定すれば完了する。

DNS設定でもネームサーバーと同様の設定をやれるけど、個別にちまちまやっていく必要があるのでめんどくさい。サーバーによっては情報公開されてなくて設定できない内容もある。

簡単に言うとネームサーバー設定はDNS設定をまとめてやってくれる存在。

で、Google Workspaceは簡単に言えばメール機能で、サーバーからメールサーバー設定だけを切り離す必要がある。

  • webサーバー→レンタルサーバー
  • メールサーバー→google workspace

みたいな感じ。

今回のケース

ドメインお名前.com
webサーバーお名前.com(RSサーバー)
メールサーバーgoogle workspace

こんな感じになる。

既にRSサーバーでメールも使ってたからその点も合わせてやっていく。

やっていく

RSサーバーの使用はネームサーバー設定じゃないと不安定になることを確認してるので、テンプレ通り進める。DNSで紐付けるとたまに表示されないとか、ある。

ということでこんな感じの流れ。

  1. [ドメイン]ドメインをRSサーバーに紐付ける
  2. [Google]GoogleWorkspaceの申込を進めてドメイン所有権証明のTXTをコピーする
  3. [RSサーバー]DNS設定でTXTを設定する
  4. [Google]証明の確認をする

既にメールアドレスを持っていて移行したい場合、ここでアカウントを追加していく。

今の所(2021/07現在)登録時に無料試用期間が適用される。
試用期間中は登録数が10件の上限があって、10件を超える場合は支払い方法を設定する必要がある。

  1. [RSサーバー]DNS設定をやっていく

設定内容はこれ。

Activate Gmail for Google Workspace - Google Workspace Admin Help
Tell the internet where to deliver your company's email messagesThis article is for people who manage Google services or...

まず初期設定されている「MX @ 600 mail**.onamae.ne.jp 10」のやつを削除する。
そうしないと追加できない内容。

で、この設定でドメインとGoogleが紐づく。
ということは、メールが使えなくなる。
必要なメールは予めバックアップを取っておいたほうがいいけどRSサーバーにはバックアップ機能がないので、メーラーを使ったりして個々にやっていく必要がある。

  1. [RSサーバー]メールにある「他社のメールサービスを利用する」をONにする

これでサーバー側のメール設定が完全に切り離される。
おしまい。

メールのログについて

RSサーバーのメール機能は無効化されたけど、メール自体は残ってる状態にある。

Webメール(https://webmail**.onamae.ne.jp/)からログインすれば過去のメールが見れる。
バックアップ漏れがあっても確認できるから助かるっちゃ助かる。

だけど、メーラー設定時にPOP3にするとかしてたらサーバーに残ってない可能性があるんで注意。

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