[釣り]フカセ釣り仕掛けと荷物の見直し

釣り

一定期間空くと見直しが発生する。

前提

車を持ってないってのと、運転になれてないから疲れるってのと、アクセスさえ整ってたら楽じゃんってことで電車釣行がスタンダードになった。そのためには荷物を軽量化したりコンパクトにしたりを気にするわけで、結果、打率の低い釣法(胴突とかルアーとか)とか荷物が増える釣法(カゴ釣りとか投げ釣りとか)とかを廃して、フカセ一本に絞るようになった。楽しいしね。

以前の内容を踏襲しつつ、バージョンアップした内容を書く。

カバン類

荷物はバッグとロッドケースにまとめる。背負える、肩に掛けられるやつにして、両手が空く状態にする。手荷物にしてしまうとかなりしんどい目に合う。

ダイワのクールバッグの一番でかいやつは40までのバッカンが入るから何も困らない。36だったら脇にボトルを入れるスペースが確保できるんでちょっと楽になる。使い潰す気満々でやってるけど全然壊れない。底面がゴム張りだから擦れても平気。たまに丸洗いして、防水スプレーをぶっかけてる。文句をつけるなら、黒いから熱が籠もりやすいってのとベルトのジョイント部がちょっと弱い気がする。

まあでも、でかいバッグであればそれでいい。

小物類はこれ系にまとめる。サイズは任意、小さいのはもとより、中途半端にでかいのも困るんだけど、ジャストサイズは体験から学ぶしかない。全面クリアだと中身が見やすくていいんだけど強度に難があるんで、使ってるとそのうち潰れる。ついた癖はドライヤーとか熱湯で整形しても直らなかった。やりすぎると伸びそうなんで、無理っぽかったら諦めましょう。クリアだから軟いのかもしらん、多分全面クリアを取るか頑丈さを取るかで択になる。頑丈なのがほしければ他社のやつから選んだほうが良さげ。シマノのはなんか薄くて軟い。

タックル、柄杓、タモを入れる。選択基準はタモを入れられることと、ある程度の頑丈さ。ハードだと重そうだからセミハードにしてみた。リール付きは2本まで、ロッドのみならもっと入れられる。

機能面では問題ないんだけど、これは表面が傷つきやすいのと使ってると凹みができたりするんで、見栄えを気にする人はハードとか別ブランドのやつにしたほうが良い。

フローティングベスト

膨張式のライジャケにすればコンパクトだけど、浮くことだけ考えてると岩が危ないから着ましょう。

フローティングベストはポケットがいっぱいあってすごく便利。仕掛け変更をよくするならポケット必須、種類別にポケットに入れると手間取らなくて便利。

こういうやつを使ってるんだけど、磯釣り用のベストのほうがポケットいっぱいだしシルエットもスッキリしてるからそっちにすればよかったなーって思ったけど高い。買い替えのときに選ぶくらいで丁度いいかもしれない。

タックル

予備がなければその日が終了してしまうんで、最低でも2本ほしい。

http://fishing.shimano.co.jp/product/rod/5874

530cmで1.5号あればどこで何するにしても戦える。フカセにおいて軽さとか持ちやすさは正義なので、財布と相談していい感じのものを選ぶのがいい。

http://fishing.shimano.co.jp/product/rod/5062

ボーダレスBBは鉄板というか、いい感じ。420からが選択肢。最長が495でちょっと物足りないけど、長いのをいきなり使うのが怖いとか、そもそもそんなに長くなくていいって人とかに良い。

予備ロッドなら何でも良いかって思ってたこともあったけど、磯釣りなら磯竿でないと、そこは抑えとかないと結構厳しい。フカセは仕掛けが長い上に手返しが多いから、短いやつだと取り込みが恐ろしくめんどくさいことになる。

リールは最大でc3000くらい、4000はデカすぎるし重すぎる。最近は2500でも良いんじゃないかと思う。ハイギアであることは大前提。手返しが多い=巻く回数が多いってことなんで、巻取り数が多いやつのほうが楽。ということで、エントリーモデルとしてセドナから選ぶのがいいと思う。

レバーブレーキも気になってるけど、あれば便利だろうけど、なくても困らない。エントリーモデルでも地味に高いってのと、シマノでいうとそろそろ新モデルが出てもいい感じになってるんで手を出すのをためらう時期。それに最近品薄でそもそも買えないですね。

大物狙いじゃなくてもタモはあったほうがいい。風とか波で道具を海に落とす人をよく見る。タモ枠は50以上あると安心、小さいと取り込みがめんどくさくなる。タモの柄の長さは場所によりけりだけど、とりあえずなら5mでいいと思う。すぐ折れたって人は不良品を買ってる可能性もあるけど、その前に使い方が悪いんじゃないかと思う。虫取り網みたいな使い方をしたら簡単に折れる。柄の強度で持ち上げたりするんじゃなくて、ロープのつもりで使ったほうが安全。

長さが足りない場合は落としダモにすることも考えたほうがいいかもしれない。

ライン周り

道糸(ライン)はどうなんでしょう。最近は金かけても良いんじゃないのって思ってる。糸が柔らかければオープンリールで流すのも自然にできるし、流れを受けるから海面の様子がわかりやすいし、ラインメンディングも楽だし。

PEはぶっちゃけ高い。だけどパフォーマンスも高い。1シーズン持ったって話を聞いたんで今使ってみてる。糸グセに悩まされることがないし、細いし、柔らかいし、それでもナイロンと同じ感じに結束しても平気だった。素晴らしいですね。PEにウキを通しても平気、ウキ止めもちゃんと機能するからいい感じなんだけど、使って減っていくと1シーズン持たなくなるから中ハリスの導入を考えたりしてる。

ナイロンも何だかんだでよくわからんのだけど、1,000~2,000円くらいがスタンダードなんでしょうか。3号は強度的に安心なんだけど糸グセがキツいんで、沖に出るんでもなければ落としちゃっていいと思う。タモを使わずに抜き上げたいなら強くしないとだけども。

安いところではこれ。釣りって括りでは困らないんだけど、フカセ的にはちょっとキツい。フカセっぽいことがしづらい。釣行直前に巻き直す、頻繁に巻き直す心がけでないと、いや、それでもちょっときついかも。重めの仕掛けの釣りなら良さそうなんだけどね。

ハリスの選択基準はフロロであることと、ライン以下の強度であること。ナイロンを使ったら糸絡みが頻発してめっちゃ苦労した。で、強度というか細さを気にしたいところ。魚に糸が見えてるかどうかは置いておいて、細くしたら沈下的な意味でコマセと同調できたのか釣果が上がった。でも細くしたらフグに食いちぎられる率がすごいことになった。

0.8号の切られっぷりが半端じゃないんで、安全を期したいなら1.5号。飲まれて切られる恐怖があるんで、慣れたら号数を落としていくみたいな感じでいいかもしんない。根ズレでもあっさり切れちゃうしね、怖い。それはそれとして大物狙う用で強めのも持っとくと良い。

釣り針

最近宗旨変えがあった。グレは飲ませましょう。本当に飲ませると切れちゃうかもだから、飲ませる気概で行きましょう。大物狙いでも小さい針でやっていくのがいい。餌のサイズじゃなくて、どこにどのタイミングで投入するかがネックですね。

ついでにいえば、フカセはバーブレス(=スレ鉤)と相性がいいように思う。返しがないから外しやすいってのと、刺さりやすいのと。グレ針のバーブレスは店に置いてなかったから公式通販で買った。

それはそれとして大きめの針もあったほうが良い。チヌ狙いもたまにはしたいし、イナダが釣れるって知っちゃうとね、できるようにしておきたいですね。イナダとか狙う用に強めのハリスと針を持っておくと幸せ。

ウキ・オモリ周り

ウキとオモリはメーカーを決めといたほうが良いです。同じ号数でもメーカーごとにグラム数が微妙に違ってたり、ウキの余浮力が違ってたりで調整がめんどいんで、決めた枠内で慣れるのがまずはいいと思う。

DUEL TG ピースマスター 遠投 M
釣具の通販 南紀屋楽天市場店

ちょっと高いけどいいウキですね。グレ狙いならとりあえず0号を持っておけばなんとかなる。そこから増やしていけばいい。マイナス浮力は何も知らずに使うにはピーキーなので、扱いを学んでから手を出すのがいいです。

号数を上げる考え方として、オモリをつけてない仕掛けとオモリをつけた仕掛けではオモリがある方が早く沈む。深いタナに突っ込みたいときの時短になるし、仕掛けが立つまでに餌取りの被害を受けにくくなったりもする。そんな感じ。

ウキもそうなんだけど、ガン玉の品質の良さでDUELにハマった。程々柔らかいしズレにくいし、何よりちゃんと割れてる。安いやつは割れてないというか潰れてたりしてめんどくさすぎるんで、数百円程度はその手間賃と考えたら全然安い。このセットの他に中通しオモリとG4~G8を追加すれば完璧。

オモリの役割はざっくりいえば3つある。

  • ウキの余浮力を殺す(アタリを出やすくする、沈め釣りするとか)
  • 仕掛けを落とす(中層まで一気に突破させるとか)
  • 仕掛けを馴染ませる(≒仕掛けを立たせる)

混同したりとりあえずでつけてるとよくわかんないことになっちゃうんで、どういう理由でこれをここに打つんだよ、っていう思考でやっていくのがいい。

TGレンジキーパー オレンジ S デュエル
フィッシングマックス楽天市場店

無いと困るやつ。ピースマスター遠投はシモリ玉をウキの底で止めるタイプなんで外径に制限があるから注意。

直結しかしないなら不要なサルカン。1号仕掛けを組むなら中通しオモリを使わんといかんで、そのストッパーにもなる。直結だとハリスも道糸も両方とも切らないといけなくなるから、むしろ必要がない限りはサルカンを使うようにしてる。

コマセ周り

一つ言えるのは、ソフトタイプのバッカンは36cmまで。いや、32まで。柄杓ホルダーとかつけたらやばいし、使い込んでいくと自重すら耐えられないかもってくらい怪しい。持ち運びのために潰さないといけないとか、そういう理由でもなければセミハードにしたほうがいいという学びがある。

アタッチメント周りを考えるとマルキューの新作が良さげに見える。でもちょっとサイズ規格が違う感じになってるんで、買う前に気をつけたほうがいいかも。

エサ箱は挿し餌をどうするかってことだけ考えて選べばとりあえずは大丈夫。夏場は長く入れておくと簡単に生オキアミがダメになったりするけどそれはどうしようもない。予備を取っておくか、エビシャキとかで加工するしか無い。
エサ箱は服につけるタイプもある。屈まなくていいのは楽だけど、逆に屈んだらぶちまけそうで怖い。普通に考えたら、トーナメンターじゃないんだからそこまで効率重視にならんでもいいと思う。

柄杓はある程度長いほうが良い。長すぎると扱いづらい。グリップがしっくりこない場合はそういうやつを巻くといい感じになる。ついでに尻手ロープを付けるとうっかり落としても安心。柄杓ホルダーは何でもいいっちゃ良いんだけど、あんまり細かったり小さいとコマセが詰まってなんか微妙な感じになる。

V9は強い。これにオキアミ混ぜたら勝てる。他に比べてめっちゃボリュームあるんでコスパがすごい。語彙が弱るくらいに強い。

万能なんだろうけど一応グレ用途なんで、チヌとか底狙いしたいなって気持ちになったら激寄せとかチヌパワー系を混ぜてみたりをして、調査中。

水くみバッカンはあんまり大きいと取り回しがめんどくさいんで中くらいまでで選ぶのがいい感じ。オモリが付いてるタイプだと汲みやすくて便利。
魚を入れたりしたいなら黒は避ける、見えないし煮える。あと、蓋付きにしないと逃げたり鳶に襲われたりする。

マゼラー。いつも持っていってるけど殆ど使ってない。手で十分というか、手のほうが状態がダイレクトにわかるし混ぜやすいんで楽。コマセによっては貝殻とか入ってるんでそういうときはマゼラーのほうが安心。園芸用のスコップでもいい。

小物関係

なくてもなんとかなるけどあるとすごく便利。

釣り番組でマイク越しにチャラチャラ聞こえる原因のアレ。ラインカッターとか針外しが手元にあると色々楽になる。ラインカッターは欠けやすいんで、複数持ったりたまに砥石で研いだりするのが良いです。致命的になる前であれば簡単にリカバリできる。致命傷だとすごくめんどい。

物は試しで買ったけど結構使ってる。針の締込みのダメ押ししたいときとか強度チェックに使えるのはでかい。ガン玉割りとしてはちょっと先が鈍い気がするんで、ちょっとだけ研いだ。研ぎすぎると危ない。

ガン玉とかシモリ玉とか釣り鉤とか小物をまとめるにはこれ。複数持つ場合は色とか形を分けておけば開かなくても何がどれだって分かるんで、統一しないほうがいいと思う。ダサくても派手なヤツのほうがいいです。磯場は見失うとマジで分からんくなります。とりあえず2つ持っておけば足りる。

100均のピルケースで代用できるけど強度に難があるのと、たまにポケットの中で開いて中身をぶちまけてることがある。

ウキが増えたらこういうのがあったほうがいい。ウキ止め糸を一緒にまとめてる。

偏光グラスは無いよりもあったほうがいい。安いやつでもある程度見える。魚種が分かるようになってくると楽しいし、シモリの判断ができるようになるとポイントも探りやすくなる。顔面保護の役割もあるからあったほうがいい。安いのを使ってると、高いやつはもっとよく見えるんじゃないかなと思い始める。安いのは視界がブレる感じもあるんだよね、気の所為なのかそういうものなのかもしれないけど。

釣り鉤は基本、手で外す。歯がやばかったり飲まれてたら針外しを使う。フカセ用とかの小さい針はプライヤーを使うと挟んだ箇所にテンションが掛かって簡単に折れちゃうんで、針外しで外すのが無難。そういえば針外しの使い方ってあんまり知られてないんじゃないか。

アイゴとかゴンズイとか毒針系は流石に手で持つのは怖いんだけど、じゃあメゴチバサミがあれば安心かっていえば、特にアイゴは滑って安定しない。不本意だけど踏んで固定したほうが外しやすいし、持ち運びもタモ入れしてそのまま帰すのが手っ取り早い。いらないかもしれない。

釣果関係

活かしたいならバケツよりもスカリがいい。活かしバッカンは荷物になるから今の所選択肢に入らない。

スカリはでかいほうがいい、更にいえば口がでかいほうがいい。もっといえば骨がワイヤーのやつがまとめやすくていい。あんまり見ないけど網目はでかいほうがいい、メッシュ地は岩に引っかかったら破れる。いつの間にかフロートがちぎれてることがあったけど、釣具屋で単品で売ってるから結束バンドと合わせてリカバリ可能。

たまにウツボが寄ってくるのでそうならないように祈る。

長さが足りなければ別売りのロープで足す。ロープの持ち手はゴツいほうがいい。

魚をバラす場合はナイフよりもハサミの方が楽なこともある。ナイフだったらサビナイフとかの、スライド式じゃないやつにしないとゴミが詰まって錆びたりとかちゃっちいからすぐ切れなくなるとか、そういうことになる。水産用のハサミは安価でもめっちゃ切れるし頑丈だからすごくいい。

アイゴを持って帰る場合にヒレをカットするのにも便利。

バラすならついでに鱗も取っちゃうといい。大体でも良いからやっておくと後が楽になる。

身の回りのもの

分類よく分からんくなってきた。

プライヤーを買うなら海用を選ばないとひどい目に遭う。100均の工具コーナーのやつとか一発で錆びる。サビのメンテをするくらいなら錆びないやつを買ったほうがいい。針外し目的がなければ使う率は格段に減るので、持たないって選択肢もそのうち出てくるかも。

何気に手が汚れやすいのが釣り。腰に引っ掛けとくととても便利だけど、普通のタオルで十分。帰り際水道で洗う時用と分けて、2枚あるといい。タオル越しに魚を掴むとグリップが効いて良いんだけど簡単に魚が弱るんでそれはどうかなと思う。

素手で魚を掴むとズタズタになる。岩場に手をつくとズタズタになる。だからグローブはあった方が良い。結束とか細かいことをするんで指ぬきタイプを選んだほうが良い。あと、日焼け対策にもなる。親指の付け根付近は常時上向いてるから一発で真っ黒に焼ける。

一日中陽に当たりっぱなしなので簡単に日焼けする。日焼け自体に抵抗はなくても、焼けすぎてえらいことになったりするんで対策するに越したことはない。何だかんだで汗とか潮とかで濡れるんで、そういうのに強いやつを選んだほうが良い。

帽子もあった方が良い。物理的な日除けはしたほうが良い。日差しがキツいと前が見づらいしね。風でふっとばされることもあるんでそこを対策したほうが良い。

釣行スケジュール

ついでだから書く。前提として丸一日釣りに行くとする。

行く前

最寄りの釣具屋さんでオキアミを頼んでおくと解凍してくれる。よく行くところは朝イチでも連絡くれればやっとくよって言ってくれたけど、万全を期するなら前日のうちに連絡しとくのがいい。無理して半解凍を使うとシャバシャバになっちゃって微妙なので、用意できないなら諦めて解凍を待つ気持ちでいること。

干満表と天気のチェックもしておく。例えば台風の翌日、天気的にベストコンディションでも海が終わってる可能性があるんで場所によっては諦める。単純に風が強い日でも止めといたほうがいいかも。色々散らかっちゃって話にならない。

行く

自身の最速で行くのが一番いい。経路は空いてるし、何より釣り場が空いてる。後から行ってもピーク過ぎるまではいいところは空かないんで、基本的に早いもの勝ちなんで、早く行くに越したことはない。場所により満潮で釣りにならない場合もあるんでそこは踏まえておく。

買う

道中最寄りのコンビニで、最低でも水分を2リットルは確保する。海に行っちゃうと基本的に買い物はできないと思ったほうがいい。できるのは釣り公園くらいですよ。

釣具屋で餌を買う。ついでに最近の様子とか、今日どんな感じか聞いてみたりして。釣り場の目星をつけてるなら、どうすればいいか聞いたりとかね。配合エサは箱買いしても大して安くならないんで、行った先で買うようにしてる。微々たるもんだけどその土地のお店にお金を落としたい気持ちもある。まあ何よりも重いんで、極力直前に買いたい。

準備

釣り場に到着したら以下の順でやっていく。

  1. ポイントを確保
  2. タモ網を用意
  3. コマセを用意
  4. タックルを用意
  5. 使わない道具を安全な場所に移す

潮をかぶる可能性があるなら荷物はどけときたいんだけど、先にポイントに入っておかないとルアーマンに取られちゃうこともあるんで場所取りから始まる。

タモは一番はじめに出しておく。物が落ちたら取れるようにっていうのと、これを後回しにすると気がはやってしまって出さないまま釣り始めることが多い。マジで多い。

コマセの準備はまあ、入れるもの入れて混ぜるだけなんで、ダマにならないように気をつける・水を入れすぎないように気をつけるくらい。オキアミが凍ってる場合はスカリに入れて海に放り込んでおいて、溶けたら入れる。冷凍のままだと解凍時の水分が読めないので怖い。コマセができたら柄杓とかエサ箱をセッティングしてまとめておく。

最後の最後にタックルを準備する。先に竿を伸ばしちゃうと邪魔だしね。仕掛けだけ先につけちゃうのも手だけど、仕掛けが長いから絡まって難儀することがあるんで、やっぱり最後。

釣る

コマセを打っても寄ってこないならいないってことで、時合じゃない。場所が悪いこともあるんでまずは探る。足りないから来ないってことはまずないので焦らない。通ってるとパターンが見えてくる。

仕掛け→コマセとコマセ→仕掛けは状況によりけりで、コマセを打って寄せてから仕掛け投入がベター。エサ取りが多い場合はコマセの位置をズラすとか、先に仕掛けを入れておいてからコマセを打って回避したり。

釣れた時とか手返しが遅くなりそうなときはコマセをちょっと打っておいて足止めするのもいい。

キープサイズはスカリに入れるんだけどテンポを崩したくないときは水くみバッカンに入れておく。放置すると簡単に弱って死ぬんであくまでも短時間だけ。

最初の仕掛けは好みでいいと思うけど、0号ウキにハリス1~1.5ヒロで始めてウキ止め位置を調整して深場を探る感じか。2ヒロ以上で頑張りたい場合はオモリを打ったほうが沈みが早いよなとかそんな感じでテーマにより仕掛けをいじる。

掛かった魚の取り込みはタモでやったほうがロッドにダメージが入らないって面とかがあるけど、まあそれなりに強いし、小さいなら抜いちゃってもいいですね。

江ノ島の海には昼休憩があるようで、12~13時は恐ろしく渋くなる。粘ってもコマセを無駄に消費するだけなのでペースを落とすか休憩してしまう。めっちゃ釣りたいんだけど、場を休ませるんだって自分に言い聞かせつつ。ぶっちゃけ釣りしなければ暇なので、キープした魚をこのタイミングで締めてもいい。帰りに一気にやると片付けの事もあって結構疲れる。

午後

江ノ島は鉄板ポイントも午前に比べて渋いんで、長めに流すとか釣り方を変えたりしてみる。ポイントを変えてみるのもいいかもしれない。丸一日やるなら新規開拓のタイミングかも。

片付け

釣りの止め時は自身の満足よりも先に海の様子がある。満潮で水没して帰れなくなったらやばいんで、余裕を持って片付けする。余裕を持つためには時間が必要で、乾いたコマセはかなり頑固にこびりついてるんで、水につけてふやかさないといけない。

片付けとは言っても、使った道具とか終わった仕掛けをバッカンに突っ込むだけ。36cm以上のサイズならスカリも全部まとめて入れられる。濡れてるもの、汚れてるものはバッカンに全部収めるってイメージ。

ロッドとリールは片付けるついでに全体的にタオルで拭く。コマセがついてたりオキアミの汁がついてたり潮をかぶってたりするからね。

帰る

水道があるなら石鹸できれいに手を洗う。いい歳こいても釣りは楽しいもんで、全力で楽しんじゃうもんだから大体疲労困憊になってるんで気をつけて帰る。勝手に疲れてるだけだから、電車とかに乗る時もちゃんと節度を持って乗る。遊んだ疲労なんてなんの免罪符にもならない。

帰宅後の片付け

バッカンを水で満たして、ついでにハイターも入れる。海水とオキアミとその他諸々で臭くなる要素しかないので塩素に浸けてしまう。

ロッドとリールも真水で洗うのもいいんだけど、あんまりやりすぎると故障の原因になったりするんで汚れが酷い時とかくらいでいいかも。そのへんも宗教なので自分の心に従ってやるのがいいです。

持って帰った魚は解体して寝かせる。どうせ当日は疲れ果てて食欲ないし、食べることは明日以降に託す。

ついでに靴も、外側だけでもいいから水で洗ったほうがいい。金具がついてたら簡単に錆びる。

道具について

はじめのうちは買い集めるところからスタートするんで、何だかんだ荷物は少ない。でもそのうち増えていく。で、全部持ってっても使わないよなとかで減っていく。この過程はマストだと思う。

行くところまで行けば小物類はフローティングベストに全部収められるんだけど、バッカンとかどうしようもないし、だからってバッカンにまとめても手持ちはしんどいし、だからバッグは欠かせないし、となる。最低サイズは決まってるようなものなので、それを踏まえてどうしていくかっていう感じですね。

クーラーボックスの話が抜けたけど、保冷バッグと保冷剤の掛け合わせでいいと思います。もしくは帰り道に氷を買っていく。小さいサイズだとしてもクーラーボックスはでかい。大物掛けるところでもなければいらないと思う。

荷物のまとめ方

フローティングベスト

安全面というよりも使い勝手とか手返しを考えたときに必須になった。もう本当、これがないと釣りにならないレベル。

ガン玉とか釣り鉤とか仕掛け関係の小物とかをまとめたケースとか、ウキとか、ハリスとか、要するに道糸に結束する全てのものをポケットに突っ込む。釣りの最中にカバンを漁る手間をなくすことがテーマになる。何をどこに入れるか決めておくと便利。

ついでにラインカッターとか、時計とかも付けておけばこれも便利。

バッグ

ツールボックスとかタックルバッグとかメーカーで名称が違うけど、まあようするにEVA素材でファスナーのついたやつに偏光グラスとかプライヤーとかタオルとかグローブとか、ベストに入れないけど必要なやつをまとめる。
まとめたらバッカンに入れる。

バッカンにスペースがあるので、柄杓ホルダーとかエサ箱とかも入れる。
入れたらバッグに入れる。

バッグにまだ隙間があるんで、バッカンに入らないものを入れる。例えばスカリとか。日焼け止めとか虫よけとかビニール袋とか、帰りに手を洗うようのタオルと石鹸とかも入れる。
ポケットがついていれば小分けできて楽。

用途で分類してまとめていくって感じ。

ロッドケース

使ってるケースはリールを付けたままで入れられるんで、ロッドとリールがまず入る。
使ってるケースはタモ網を入れられる前提で選んでるのでタモ網も入れる。
柄杓とかマゼラーも入れる。

入れ終わったらロッドケースにフローティングベストを巻きつける。

完成イメージ

保冷バッグ派だからこれもバッグに入れてしまえば、荷物はバッグとロッドケースの2つになる。肩に掛けられるから両手、最低でも片手がフリーになるので磯歩きも怖くない。

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